自衛の観点から、ご自身でご自宅の庭・敷地内を調査された方の調査結果もこちらにアップさせていただきます。
柴田郡川崎町内(北部)の土壌調査結果です。
個人が特定される恐れのある場合など、本筋から離れた議論を避けるため、採取場所の詳細は公開できませんのでご了承ください。
表土5 cm 個人宅 震災後手を加えていない土・雨どいの下などは避けた土(8月中旬採取)
セシウム134 5 Bq/kg
セシウム137 25 Bq/kg
セシウム合計 30 Bq/kg
㈱コスモ環境衛生コンサルト さま にて
ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリーによる核種分析法
この数値に、原子力安全委員会の計算である×65 を用いまして、1平方メートルあたりの汚染数値(Bq)を計算しますと、
30×65= 1,950 Bq/㎡、となります。
汚染はまだらであることがよく知られていますので、参考にとどめておかねばならない留意点がございます。
35,000Bq/㎡以上が汚染区域とされたチェルノブイリの数値を考えますと、仙南であっても場所によっては低い数値のところもある、という一例であると思います。
しかし、ここで注意したいのは、セシウム沈着は低くても、距離が近いことにより、他の核種についても警戒を怠ってはいけない、という点だと考えます。
すでに政府は、31種の各種が宮城県内にも降っていることを公表済みです。
このα線は測定しつらいことを理由に、なかなか対応が進みません。
このまだらの具合も一軒一軒違うことをしっかりおさえた上で、まだ降り続けている以上は、継続した調査は必要とかんじるところです。