今から8年前の2009年、日本の政界で何が起きたのか。
まず、7月の東京都議会議員選挙で、民主党が圧勝。
次に、8月の衆議院議員選挙でも民主党が圧勝し、政権交代を実現。
そして、12月に行われた東久留米市長選挙においても、民主党推薦の候補が当選しました。
2009年は、国政においても、都政においても、市政においても、政権交代の1年となりました。
今年2017年は、まずは都議選において自民党が第惨敗し、都民ファーストの会が大躍進を遂げました。
今年中に衆議院の解散総選挙があるかどうかは解りませんが、
もしあるとすれば、都民ファーストの会が国政においても何らかの行動を起こすのはほぼ確実です。
そして、12月の東久留米市長選挙においても、都民ファーストの会から候補者が出るかどうかが最大の注目ポイントとなります。
政治というのは、変わらない時は、何をどうしても変わりませんが、
一度変革の流れが生まれたら、一気にガラッと変わるものです。
はたして、2009年の民主党のように、都民ファーストの会が2017年を政権交代の1年にすることが出来るでしょうか。
改革を進める立場である私とすれば、
今の自民党ではこれ以上、歳出削減をともなう改革は出来ないと考えているので、
政権交代が起きることを望んでいます。
しかし、2009年の民主党のように、政権交代は起きたが、実際には何も変わらず、多くの国民・都民・市民の期待を裏切ったという前例もあります。
同じ過ちをくり返してはいけません。
都民ファーストの会が本当に改革に取り組むのかどうか。
今はまだ未知数です。
大切なのは政権交代ではなく、政権交代をして何をするのかということを、常に心がけてほしいと思います。