伊勢型紙 銘々皿絵付け体験 その後 | かなすふでぃ 東京/沖縄の筆文字講師 筆ペンで愛のムチ

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銘々皿に伊勢型紙で絵付けしてから3週間足らず。

お預けしてあった銘々皿が昨日届きました。





焼成する前はこんな感じ。


焼成(読み)しょうせい とは

セラミックス (陶磁器,耐火物などの原料や器物) の製造工程の最後に行われる高温加熱工程をいう。普通,原料を高温加熱することにより安定した構成化合物とするとともに,一定の形状と強度を確保することをおもな目的として行われ,物質の性質を決定する工程として重要である。製品の種類,目的,原料,組成などの違いにより工程 (回数,温度など) が異なる。たとえば耐火物の場合は1回 (1400~1750℃) ,陶磁器の場合は素焼 (800~900℃) ,本焼 (1300~1500℃) ,上絵焼 (700~800℃) の3工程が普通である。





どんなふうに仕上がっているかな?

ドキドキしながら、箱を開けると…。


あれ、あれれ?

ほぼ色に変化なし。


まんまの色でした。





生菓子がなかったので、かりんとうを乗せてパチリ。





伊勢型紙自体、良質の手漉き和紙を柿渋で貼り合わせ、燻煙処理をした型地紙を熟練した職人の手によって図柄を丹念に彫り抜き仕上げられています。



伊勢型紙そのものがすでに芸術です。



もともとは着物の生地に模様を染めるのに用いる物であった伊勢型紙が、さまざまなものに使われ、現代に生きるわたしたちの生活に彩りを添えているのだなぁと、できあがってきた銘々皿を前にしみじみ思います。



たくさんの人のアイデア、情熱から、また新しい芸術が生まれていく。

伝統工芸品がより多くの人々に愛される世の中であってほしいです。



今回、焼成していただいたのはluriiroさん。

ありがとうございました。

大切に使わせていただきます。




出身地三重県、ますます好きになりました。

三重県には伊勢型紙の他にも、四日市萬古焼、鈴鹿墨、伊勢和紙etc.

たくさんの伝統工芸品があります。

三重のいいとこ、日本橋三重テラスに揃ってます。

是非、おでかけください。