インドの列車の中、茶菓子を売っている少年たち。
「チャーイ、チャーイ、チャーイ、・・・・・・・(永遠に)」
「カフィー、カフィー、カフィー、・・・・・・・(永遠に)」
この二つ、文字にすると全くちがうけど、周りの猥雑(どこにいても人がいっぱい)さと売子のかん高い声が混ざり合って、どっちだかわからなくなるが、とにかく、目の前でヤカンから注がれる光景が好きでついつい注文してしまう。
ところで、コーヒーの香りを集めると何色かわかりますか。
驚いたことにほとんど”透明”なんですね。
色がないのに、あの香ばしいコーヒーはそのまま。が、飲料としてはいまいち。
このことを蒸留といいますが、同じように植物を水でぐつぐつ煮て水蒸気を集めることにより抽出されます。
で、香りの成分は主に複数の植物油なのですが、そのうちのほんのわずかな成分が水に溶け込み、植物の場合は最初青臭いにおいがして、それが抜けると、とてもいい香りのするものになります。
たいていはくさいとしかいいようのないもの(水に溶ける物質は限られている)でしかないのだけれど、なかにはいい香りがするものもあります。ここのところが、同時に抽出されるアロマオイルとは全く違う。
また、うまくやれば、腐敗や酸化するものが入らないで、防腐の心配もないです。
で、いい香りだと思うのがバラ。何をいまさらと思うかもしれないが・・・。(現物に初めて触れると驚きますよ)
香水に使われる香料とは全然ちがっていて、やさしくそれでいてそれとわかる香りです。
水の色は、わずかに青が透き通っていて、容器越しに透ける光の影がきれいです。
市販のそれは、単位が小さく値段もはるので、なかなか買えないですが、圧力鍋なんか改造して自分でやると楽しいですよ。
理科の実験。
一度、お試しあれ。