GMの株価チャートがすごいことになっている。

自動車産業は長らく、世界の産業構造の中心にいる。

この産業はT型フォードを初めとして広く投資家から資金を募ることよる株式制度の発達により可能になった。


貯蓄性向の高い日本では、株は賭け事の延長のような感覚を持っておられる方も多いと思う。

一方で、株は会社の貨幣換算価値そのものである。


かつて、「GMの利益はアメリカの利益だ」と言わしめた巨大企業の苦難はいろいろな意味があるのだろう。

日本企業とは会計制度や産業構造など異なるため単純に比較はできないが、すごい影響力だ。


自動車は一般的に普及している商品でサービス産業が発達しているアメリカにおいても、すごく地道な努力を必要とする産業である。


投資をする人たちは株価は上げても下げても儲かるから影響はないけれど、このような非常にまじめな仕事の位置づけが低下することは悲しい。


マックス・ウェーバーは、宗教観からくる勤勉で真面目な人々の努力により経済を発達させてきたアメリカの現在の姿を見たら驚くだろう。