いよいよ原油価格が140ドル/バレル突破。


町のガソリンスタンドはいくらにしてくれるのだろうか。


価格が長らく安定していた時期は、世界最大の原油供給者のサウジ・アラムコの原油精製コストは15ドル/バレルくらいだと言われていた。

いま、資源国は非常に高いインフレ率とはいっても、商品市場での上昇率ほどコストの上昇はないはずなのに・・・

それにしても、世界の国々はこうなる前に、原油取引に対する環境税を導入しておけば、もっと変化がゆるやかで、環境技術に対する投資額も増えていたはずなのに・・・

まあ、現代の社会構造は産業構造にしても消費構造にしても車が中心であるので、それを否定することは難しい。


そういえば、いつか石油元売各社が棚卸資産の評価方法を後入先出法から別の方法に変えるという記事をみかけたことがある。

急激なインフレ時において、時価を適正に反映されることができるが、期首棚卸が低いために利益がその分だけ多くなり、税金と配当が多くなり、コストが余計かかるからなのだろう。


WACC =

 

 負債 / ( 自己資本 + 負債 ) × 負債コスト × ( 1 - 税率 )

           + 

 自己資本 / ( 自己資本 + 負債 ) × 資本コスト


<モリジアーニ・ミラー理論>

株価は生産資産により将来の収益を得て、それへの期待が株価に反映されるから、金融資産である資本構成が株価へ与える影響はない。


しかし、現実の経済では税金が介在し、負債にたいする支払利息は損金計上が認められるから、負債調達コストが自己資本比率の低下で上昇しない限りは、負債により資本を調達したほうが、投資家にとっては、資本効率がいい。