財市場における利子率と国民所得の関係(IS曲線)


利子率の低下(増加)→投資額の増加(低下)→総供給の増加(低下)→総需要の増加(低下)→国民所得の増加(低下)



貨幣市場における利子率と国民所得の関係(LM曲線)


利子率の低下(増加)→債権などの投機的貨幣需要の増加(成果)→貨幣の超過需要(供給)の発生→通常の取引への需要減退(増加)→国民所得の低下(増加)



財市場と貨幣市場の2つの均衡条件を同時に満たすように財政・金融政策が行われる。



<財政>

・財政出動

・税率の変更


<金融>

・市場公開オペ

・日銀の市中銀行に対する預金準備率の増減

・日銀の市中銀行に対する割引基準率及び割引基準貸付金利



以上が、伝統的な政府及び日銀によるマクロ政策の基本である。



冷戦崩壊後の旧東側諸国も含めた貿易自由化のもと、GDPに占める輸出入額の割合の増減は、他の先進国よりも相対的に小さいが、それでも製造業における輸出の増加や食糧自給率の低下など、外の世界とのつながりが強くなっている。

財市場においては、機械・精密・輸送機械などの輸出の増加がある一方で、政策金利の格差による外国資産への金融資産の逃避があったりする。

インフレの抑制・失業率の低下などの目標は、自国の経済政策だけでは完結しなくなっている。


各国の政策協調が必要だとはいえ、それぞれの状況や目標は違うので、なかなかむずかしい。



世界はひとつ。

また、大きないがみあいにならなければいいのに・・・