今朝、スーパーに買物に行った。


入口には、ハロウィンのコーナーが出来ていた。

もう、そんな、季節だ。


私の愛する息子が産まれた頃は、

ハロウィンはそこまで浸透してなかった。


うちで、ハロウィンをした事は、無い。



いつかな。

息子は、高1かな。


私の愛する息子は、初めてハロウィンの仮装の服を買いに行き、当日それを持って出掛けて行った。


着てるその写真ください!お願いします!


結局その写真、息子はくれなかったが。



その服は息子と私の共通の部屋に、飾ってある。






スーパーの、ハロウィンのそのコーナーは、

じきにクリスマスとなる。


そして、正月、節分へと続くだろう。



私の愛する息子とのハロウィンの思い出は、

息子が仮装用の服を買って出掛けたそれだけだ。



だが、クリスマス。


息子が産まれた時は、私の父は張り切って、

身の丈以上の大きいツリーを買った。


息子が高校生になる頃、飾らなくなった。

大き過ぎて取りきれない程、埃が凄いのだ。



だが、クリスマス、だ。


息子のクリスマスプレゼントの商談は、

例年、9月の今頃から始まる。

息子の誕生日の後から、息子はじわじわ攻めてくる。


ビクビクしながらでも、楽しい会話、だ。


ツリーは飾らなくとも、ケーキは欠かさない。

去年私は、ローストビーフを初めて作ってみた。






今年のクリスマス。もう考えてしまった、な。

ほんと、ゾッとする。




先月父は、

押入れの中からそのツリーを、

玄関の外に移動した。大型ゴミの日だ。





今年のクリスマス。

私は、耐えれるだろうか。


今年のクリスマスプレゼント、

息子とその話は、していない。


今年の息子の、誕生日プレゼントは、

息子と、なんとなくその話をしていた。



今年のクリスマス。

私は、耐えれるだろうか。




私の愛する息子が不在の、

初めての誕生日。


その息子の誕生日より、


クリスマスが耐えられない、

という事は、無いだろう。