時を超えて
一目惚れして
こちらの懐紙入れを購入しました♡
色は全部で4色
四季を表現しているそうです
こちらの懐紙入れは
綴織という技法で作られたものです
☆☆綴織☆☆
4000年の歴史を誇る織物
エジプトのファラオのお墓から
発見されたものが
最古の綴織とされています
日本でも奈良時代から生産されていましたが
現在のような緻密な生地が生産されたのは
江戸中期の西陣からだとされています
現在は、ジャガード織機で
おられることも多くなり
劇場の緞帳などに使われています
高級品では織り手が
ギザギザに削った爪先で
緯糸をかき寄せて織る
爪綴というものもあります
この織り方だと
1日に数センチしか織れないそうです
一目惚れした理由の一つは
この色合い
グラデーションが美しい!
一色で染めた糸では
出せない微妙な糸を
作り出すところから始まります♪
割杢(わりもく)という技法です
☆☆割杢☆☆
作り合わせたい色に合わせて
色の違う糸同士を割いて
それらを撚り合わせて一本の糸にすること
そうしてできた糸を杢糸(もくいと)といい
緯糸だけでグラデーションを表現する
綴織にとって必要な糸で
自然なグラデーションになるよう
織り上げていきます
美しく自然なグラデーションは
手織りだからこそ
表現できる技術だと思います!
日本には四季があり
その移ろいの中に様々な色があります
先人たちはそんな多彩な色を表現し
引き継いでいきたいと
生み出された技術ではないでしょうか
そして、時を超えて
身近な小物として活用しながら
技術の高さ、美しさに
感動している者がいます^ ^
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