希言自然,故飄風不終朝,驟雨不終日。孰為此者?天地。天地尚不能久,而況於人乎?故從事於道者,道者,同於道;德者,同於德;失者,同於失。同於道者,道亦樂得之;同於德者,德亦樂得之;同於失者,失亦樂得之。信不足焉,有不信焉。
悟った人はいつも穏やかで笑顔で人生になんのトラブルもなく生きている
そんなわけない。
それはただの幻想。
あるがままを生きるということは、いまの自分の気持ちに抵抗しないこと。
だから、自分の気持ちに無理を強いていつも笑顔でいる、聖人のふりをしている、そんな人間をわたし(老子)は信じない。
老子の時代も釈迦の時代もそうだけれど、今現代もそうだけれど、悟った人はこういう聖人のような人という思い込みが根強い。
こんなことは言わないとか、こんなことはしないとか、聖なるモノだとかなんとか。
スピリチュアルとか自己啓発にはまってる人を見るとちょっとなあ、と思うのはこういう思いが強い人。
本のタイトルがやばいから。
「いつも幸せでいる7つの習慣」とか、「こうしたらあなたはずっと幸せでいられる!!」とか。
・・・そんなわけねえ。。。
人生は自我の思い通りにいかないのふうにできているの。すぐに攻略できるゲーム、なんの起承転結もないドラマや本。そんなのはないから。
つらいときは普通につらいと思うでしょ。
それでいいのです。
赤ん坊のように泣いたらいいのです。