4月5日。
抗がん剤点滴の為に病院へ。
毎回の事だが、血液検査にて白血球、その他臓器の異常を数字で確認。
そのあと問診にて治療方針を決めるといったルーティンを繰り返す。
今回は腫瘍マーカーと云った癌細胞が作り出す血中濃度を示すグラフを見せられた。
CA19-9という上限値は37位で、1月に癌が疑われた時は98。
そして精密検査を受けた3月7日の値は140と明らかに癌が増殖していると思われる数字を示していた。
グラフを見ると抗がん剤治療を始めてから右肩下がりに数字が減少し、83と抗がん剤の効果を示す嬉しい報告があった。
ただ、医者曰く、癌は固定した様態をしたものでなく、薬剤に耐性を持って現在の抗がん剤もいずれ効果が無くなるとの事。
いずれとは、平均すると半年。
個人差があるらしく、3か月で効果が無くなる人もいれば半年以上効く方もいるらしい。
曖昧な言葉は欲しくないが、現実はそうゆうものだと受け止める以外にない。
抗がん剤が効かなくなるという意味を最初から繋ぎ合わせれば、延命治療の為の処方。
この抗がん剤で癌が消えなければ再び増殖を始め、死を待つのみとなる。
診断された時に告知された余命宣告、全ての辻褄がこの日やっと理解出来た。
そして延命治療の意味も。
また、治っても再発が恐ろしいというのは、こういう意味を含め治療手段が限られてしまう事にある。
まして膵臓癌に効果のある薬剤は3種類。
現在、2種類を使用し、残りの1つはキツイ割に期待効果は3%、100人中97人には意味が無い薬剤。
医師からはっきり説明された。
膵臓癌が難治がんNO1と云われる所以は進行すると外科手術が出来ない事と化学療法以外に手段が無い、
またその手段にも制限があるという事なのだろう。
4月12日。
抗がん剤診療。
今頼れるのは自分の免疫力と抗がん剤・・・そして運という不確定要素で生きている。
7日の数字が示す様、抗がん剤、また効果が無ければ生きていなかったかもしれない。
来週19日は薬剤の副作用から体を回復させる為、抗がん剤投与は休みとなる。
現在、抗がん剤副作用は医学の進歩から、かなり楽になって日常を送る事が出来ている。
勿論、仕事もやっているし、自分にはまだまだ叶えたい夢がある。
こんなトコでくたばってたまるか!
って思いは胸に秘め、闘病前と変わらぬ日常を過ごしている。
Youtubeだと言いたい事も中々言えないが文章なら伝えられる。
「癌になったから、余命宣告されたから、だから何だよ!」
そんなモンで俺の精神を壊せるもんなら壊してみろ!!
絶対!俺は負けないよ!!
時間が限られてしまうかもしれないが、最後まで自分らしく生き抜いていくから!