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スズキDT-5~8馬力までの最終章として、選んだ6馬力。
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ホントは、たまたま入荷しただけですが(^^;
まぁ~何にしろ、動画で説明しますね!
今回の挑戦は上位クラスの部品、キャブレター、ペラを一切使用せず、
エンジン加工技術だけで、どこまで性能を引き出せるのか?
考え方としては大きいキャブを使えばパワーUPも容易ですし、
潮の流れに乗れば、大きいピッチのペラでも回し切る事が出来ます・・・

ですが、

誤魔化し、嘘があっては工房の威厳として、
何より、自分が本気で取り組んできた仕事に嘘はつきたくない思いが強く、
お金を工面して加工を依頼してくれるお客さんにも申し訳ない・・・
エンジンを加工する者にとって純正との決定的な差、チューンしてここまで変わるという証明が出来ないと意味の無いイタズラになってしまいます。

また、過去の私にも数々のワークスチームを打ち破り、プライベーターで
日本記録2位。
惜しくも1位は取れませんでしたが、懸命にやった記録です。
そのノウハウを叩き込んだ船外機の走りを御覧下さい。
パーシャル域から高速域に切り替わる瞬間、カン高い音に変わり、
ここからの加速はかなり強烈です!
これが2ストエンジンの特性、本来の醍醐味ではないでしょうか!?

「結果で証明する」

工房に掲げた経営理念ですが、今回は一発勝負ゆえ怖さもありました。
参考までにスペック詳細を書いておきます。
ノーマル 6馬力MAX5000rpm MAXSPEED 25k/h
チューン後 MAX7600rpm  MAXSPEED 34K/h
補器類完全ノーマルでこれだけの差を記録。
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(キャブを含め、補器類は全てノーマルです)
経験から弾き出された計算を信じ、培ってきた仕事を地道に重ねる。
今回はその集大成ですから結果には満足しています。

また、貴重なご意見として9.8馬力オーナーからも感想を頂きました。
体格のガッチリした大柄な方で体重95kg、余裕のプレーニングで
常に30k/hはマークしていたそうです。
因みに、普段は大型タンカーを操る船長さん。1級航海士、1級船舶免許所持
ですが、プライベートではヤマハ13Fのオーナーです。

次回、マーキュリーシープロ9.8馬力、スズキ9.9馬力と加工も控えており、
DT-5~8馬力までの加工はこれで最終章です。
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この船外機はファイナル・エディションと位置付け、
十分な耐久性を検証した後、売却となります。

とは、言ったものの、もう少し考えてみます(^^;
もしかしたら売らないかも?

雅工房