入庫した2馬力の分解4台が終わり、WPC加工を待つ間、
先ずは、ギア固着防止ニップル追加加工。
ドリルで穴を空け、
ネジピッチに合わせたタップを切って
グリースニップルを取り付ければ完成。
途中の写真を撮り忘れたので外したインペラケースから(;^_^A
今回使用するのはワコーズ・フッ素オイル。
私自身、ケミカル剤はワコーズ以外使用しません。
また、ボルト1本にも拘るのが雅工房。
ギア固着防止加工と、インペラ交換作業。

現行モデルにはニップルが標準化されていますが、
旧モデルにはありません。(最新モデルは対策品です)
メンテするグリースニップルが無いとシフトギアが固着します。
本来ならリコール問題でしょうが、そこが船外機の緩いところ!
壊れても自腹で修理するしかありません。



と、まぁ簡単に締め括っていますが、実際は7工程で完成です。
使用するグリースなんですが、排気熱影響を受ける場所なので、
モリブデングリースが良いです。
「転ばぬ先の杖」とは良く言ったもので、
ここが固着すると2.8万~5万は掛かります。
次はインペラ交換。

矢印の位置にシフトギア連結している所があるので最初に緩めます。

2ヵ所で固定されているボルトを外せばロアケースが外れます。

4本のボルトを外せば取れます。
新しいインペラを組む前に一工夫すれば馴染みも良く長持ち!!

これをインペラ&インペラケースに吹きかける事で初期馴染み、
交換寿命も変わります。

某5〇6とは全く違いますし、効果も絶大!!
ワコーズはケミカル職人達が研究を重ね、拘りを持って商品化していますので、他のケミカル剤とは質が違います。
添加剤もリリースしてますので、機会があれば使ってみて下さい。
効果を感じられるハズです。
値段が高いのが痛いですけどね・・・

写真はインペラケースを固定しているボルトですが、
塩噛み一歩手前で、固着寸前の状態でした。
このまま戻す訳もなく掃除し、固着防止加工してから戻します。
当たり前といえば当然なのですが、見えない気配りが長持ちの秘訣
次回のメンテナンス時には必ず!一手間が生きてきます!
船外機改造ばかりでなく、基本を忠実に!
この世界で生き残る為、目には見えない拘りで頑張っています。
雅工房 miyabi factory