ヤフオクで落札された船外機の整備をしています。
案の定、10本のヘッドボルトの内、7本が固着!!
特に驚く事もありませんが,期待通り腐食が進行しています。
上に乘ってるのはE/gヘッドですが、同じ様な状態です。
新品部品ではありませんよ!

平成3年製、約25年前の船外機です。
海で使われていた物ですので、各部の腐食が酷い状態です。
オーナーの話では白煙が物凄いとの事!
私の見解では、圧縮が落ち込んで完全燃焼していない、
または、僅かながらも圧損している可能性を疑い、O/Hする事に!
とは云え、25年前、海水使用となればボルト固着が懸念されます。

折れるか?折れないか?の攻防戦で何とか抜き取りました。
幸いボルトが太かったので助かりました(;^_^A
外観がこうなると内部も期待を裏切らない状態で・・・


さて、深刻な問題は此処じゃありません!!
25年前製造という事自体が、大きな問題点。
部品供給が無ければ、修理自体が大掛かりな作業となります。
船外機のE/g、ほどんとがオープンデッキ構造なので、
ガスケット自体にも強度を持たせないと直ぐ壊れます。
(オープンデッキ、クローズドデッキ構造は興味があれば調べて下さい)
最悪、ガスケットは自分で作れば良いと思ってO/Hしたのですが、
結構な労力ですもんね・・・
こうなった時に頼りになるのは友達の「ノブりん」さん(^^♪
現役の修理屋さんであり、個人的な能力にも優れたお方です!
直ぐに汎用性のある船外機を検索して頂き、部品発注する事が出来ました。
後は、自分なりの考え方で新品以上の性能を発揮させるまでです!!

加工途中ですが圧縮圧力を上げ、燃焼室形状変更しています。
面となる部分腐食が凄まじかったので、0.5mm研磨。
この加工だけでも燃焼温度は上がるハズなので白煙は減るでしょう。

シリンダーは綺麗な当たりが付いていたのでボーリングはせず、
ピストンリングのみを新品に交換。
その他、痛み&劣化してるであろう消耗品は全て新品交換です。
25年前の船外機、新品以上の性能を纏って復活させます!
by 雅factory