今なら、良くわかる。



宮本ひかる先生が、私に仰った言葉。

「ギャグマンガは止めておけ」



当時、流行した山上たつひこ先生や

鴨川つばめ先生、楳図かずお先生。



唯々、表面上のオモシロさしか見ないで

ギャグマンガに傾倒していた私は

釘を刺されたのです。



その深層に潜む、冷めた眼差しで

現実の世界を眺める能力を備え、尚且つ

天才的な深層心理の分析者でなければ


不条理やブラックユーモアを駆使した

ギャグ漫画は描けないのです。



私がギャグ漫画を描くには

人間社会の現実の厳しさを

あまりにも知らなさ過ぎる。

宮本ひかる先生は、そこまで見抜いて

いらっしゃったのでしょう。











鴨川つばめ先生 
マカロニほうれん荘


高校生になって、バイトなんかも
するようになって
少年週刊誌を読まなくなっていた
時期が、ありました。


ある日、友達から貰った少年チャンピオン
家に持って帰りパラパラ捲っていると…







そこには、今まで見た事も無いような

目眩く…素敵な…鴨川ワールドが…あぁあ~







雅少年の全身に、またしても
稲妻が走ってしまったのでした。









「1970年生まれ 男のロマンBlog」
MIYA TERUさんのブログです。


私も読みましたが、非常に興味深い話です。

是非とも、お読みになってみて下さい。











ここまで、お読み戴き有り難うございました。



このブログは、『怪奇マンガのあなぐら』

管理人まっどどっぐ・がちょん さんのご厚意により引用許可を戴き実現しました。
心より深く感謝いたします。