”風の時代”
占いやスピリチュアルが好きなら、聞いたことがあると思います。
今は2024年2月。
とっくに風の時代は始まっています。
明治維新のような誰にとっても分かりやすい区切りは無いけど、
確実に、社会の風向きは変わりました。
分かりやすい区切りと言えば、冥王星の水瓶座入りですが、、、実感ないですよね??
(私は、ないです笑)
冥王星って、2006年に太陽系惑星から準惑星に降格したので、確かに印象は地味です。
西洋占星術の世界では相当議論されたようですが、
引き続き「容赦ない変容を迫る惑星」として扱われることになりました。
だからか2006年以降も、
冥王星の星座が変わる前後に起きる出来事って、
私たち個人にとっては、結果的に否が応でも自分を丸ごと変えざるを得ないんですよね。。。
ちょうど冥王星が射手座から山羊座になった2008年に起きたリーマンブラザーズの破綻は、
リーマンショックとなって、世界中に衝撃を与えました。
じわりじわりと不景気になり、
仕事や生活を変えざるを得なくなった人も、多かったでしょう。
より仕事を頑張らないといけないのに、
より財布の紐を絞めないといけない矛盾、、、
ご褒美は少ないのに、義務は増える、、、
当時の日本はアベノミクス等でいくらか持ち直しましたが、
物やサービスが思うように売れなくて、長く苦しんだ業界も多かったはずです。
2023年に、冥王星が山羊座から水瓶座に変わった時、
シリコンバレー銀行の経営破綻で大騒ぎになりましたね。
これから、またじわりじわりと不景気に?
というか、既に円安の一途で、日本はジリ貧…
何にせよ、世の中の99%の人は蚊帳の外。
この経済危機を、直接止める力はありません。
ですが現実は、
巡り巡って私たちの生活に、円安・物価高騰・でも昇給無し、、、というトリプルパンチが来ています。
誰にもどうすることもできない社会危機なのに、
いつの間にか、自分がどうにかしなきゃいけない問題にすり替わってる。
この理不尽が、冥王星の恐ろしい所です。
冥王星の星座が変わる時、
私たちは社会の混乱が起こした理不尽に立ち向かう勇気が試されます。
だからと言って、
立ち向かう勇気が無い自分を責めてはいけません。絶対に。
乗り越えるための策なんて、分からなくて当たり前です。
考えても八方塞がりで、心は「どうしよう…」という恐怖でいっぱいになり、
呼吸が止まってしまったかのような圧迫感に苦しむ。。。
そう苦しむ自分はダメだと思う責めの気持ちこそが、
あなたを衰退の人生に引き込むワナだからです。
人生って、大きな問題ほど、
散々奔走した末に、やっと解決策が見つかるものです。
産まれてから今まで順風満帆、なんて人は決していません。
だから、やっても上手くできない自分が恥ずかしい。なんて思わないでください。
乗り越えようと、もがく。それだけで十分です。
逆に、何もせずジッとしている方が、
「辛い」という気持ちが勝手にムクムク膨れ上がってきて、あっという間に飲み込まれます。
そうと分かっていても、行動を躊躇するのが、、、人間です。
人間は、「やらなくてはいけないこと」よりも「何をしたら良いか全然わからないこと」に、より強いストレスを感じる生き物なので、仕方ありません。
だって、、、
どうやってやれば良いか全然分からない仕事を、いきなりやってと言われたら、めっちゃ嫌じゃありませんか??
何をしたら良いか分からなくて、漠然とした不安に飲まれるくらいなら、、、
まずは、リーマンショックの時に、何があればもっと苦労しなかったのを、振り返りましょう。
その時欲しかった力を今から磨いても、決して遅くありません。
お金は失っても、努力して得た力は決して失われませんから。
月収〇万円とかの…成果の華々しさは、いりません。
安易に華々しさだけを求めると、影の深さで心が潰れます。
金融危機という世界の危機に立ち向かい、
自分を守るための新しい力を身に着けたのであれば、、、
それはピンチをチャンスに変えた立派な勲章です。
例えば、電車に乗っている時にスマホを夢中で見ていて、乗り過ごしたことはありませんか?
(私は、何度かあります)
何かに没頭している時って、意外と周りが気にならないのです。
まるで、”最初から、そこに存在していなかった”かのように…!
この集中力には、
どんなに苦しい世の中でも、自分自身の日常生活を明るく照らしてくれる力があります。
これが本当の意味での前向きな気持ちであり、
良い未来につながる”良い気分です”。
お酒のほろ酔い気分とか、
旅行やショッピングの高揚感とか、
まったりくつろぎながら大好きなコンテンツを見るワクワクとか、
そういうのとは、ちょっと違う”心地良さ”に慣れないかもしれませんが、
慣れると、いわゆる引き寄せ上手になれます。
この記事をここまで読んでいただけたのなら、