このブログで何度も書いていますが、私は自立を2度してます。
1度目は、20歳で親元を離れ自立しました。
2度目は、離婚して自立しました。
私にとってこの2度の自立とは何なんだろう?
と、考えました。
すると、似てるけど、違うものだったと気づくことができました。
この2度の自立の違いについて、
2回に分けて書こうと思います。
今回は、2度目の自立についてです。
↑こちらの続きになります。
私が2度目に自立を選んだのは、離婚。
「夫婦という関係」と「妻という立場」がとても苦しかったから。
でも子どもが居ます。
悩んで悩んで、それでも離婚を選びました。
何故なら、関係が悪い両親を子どもに見せ続けることは、子どものためにならないと思ったからです。
そう思ったのは、自分の両親が喧嘩ばかりで、そんな姿を見ていた子どもの私は、なんで離婚しないのか疑問だったからです。
そんな姿を見せられるなら、離婚して欲しかったからです。
結婚するまで自立した生活をしていた私は、専業主婦を求められたので、結婚後は養われる立場になりました。
それが負目となり、
家のことは全部やらないといけないと思い、1人で何でも抱えてました。
そして元夫の「食わせてやってる」という思いも重なり、苦しくなって行きました。
〇〇ちゃんのママ
〇〇さんちの奥さん
と呼ばれていた私は、ある時突然、
「私は誰?」
と思いました。
それは、私がどこにも居ないということだと分かりました。
それが離婚を考え始めたキッカケです。
元夫は、何か頼めばやってくれるけど、
頼まなければ何もやらない。
自発的に何かしようとする気がないことに、腹が立ちました。
いちいち頼むのも面倒になり、
頼むこともしなくなりました。
自分でやればいいことだと思うようになりました。
子どもが大きくなるにつれ、お金がかかるようなになりました。
節約も追いつかなくなり、
私は約15年のブランクがあったけど、勇気を出してパートに出ることにしました。
自分のお小遣いはできたけど、
自分の時間や体力を消耗することのほうが大きくて、生活は楽になりませんでした。
「私、これを一生続けるの?」
と問いかけたら、
心が「絶対にイヤだ!」
と叫びました。
私は私を救おうと思いました。
そして、今の私がいます。
離婚直後のコロナで無職になり、
貯金を全部使い果たした状態だけど、
今は、毎月なんとか生活できるだけの収入を得て暮らせています。
そして、私は別の住まいを持ちながらも、これまでと違った家族の形を作って、良好な家族関係を続けています。
離婚したことの子どもへの罪悪感が大きかったけど、離婚して4年半。
その罪悪感はもうほとんどなくなりました。
それはきっと、私の生活が安定したことが自信になったからだと思います。
そして、子どもに罪悪感を持つより、頑張ってる母親を見せようと、心を切り替えたからです。
1度目の自立では、
自分の「育て直し」をしたけど、
2度目の自立では、
自分の「立て直し」をしたと思っています。
今、もしかしたら、
自分の「育て直し」と「立て直し」が求められている人が多いかもしれません。
色々とリスクを抱えたけど、
この2つを実行できて、私は自分がすごく成長できたと思っています。
この2つをやれなかったら、きっと後悔していたと思います。
後悔しない人生を送ってください。