2度の自立で直したこと②(離婚) | 【50代】離婚ビフォーアフター/人生の振り返りの時

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50才前後から人生の振り返りが始まりました。
私の過去、親、家族、結婚、離婚、パートナーシップ、人間関係、仕事などからくる、今の私の価値観を書いています。



このブログで何度も書いていますが、私は自立を2度してます。


1度目は、20歳で親元を離れ自立しました。
2度目は、離婚して自立しました。


私にとってこの2度の自立とは何なんだろう?


と、考えました。

 

すると、似てるけど、違うものだったと気づくことができました。



この2度の自立の違いについて、
2回に分けて書こうと思います。



今回は、2度目の自立についてです。











私が2度目に自立を選んだのは、離婚。

「夫婦という関係」と「妻という立場」がとても苦しかったから。




でも子どもが居ます。
悩んで悩んで、それでも離婚を選びました。





何故なら、関係が悪い両親を子どもに見せ続けることは、子どものためにならないと思ったからです。




そう思ったのは、自分の両親が喧嘩ばかりで、そんな姿を見ていた子どもの私は、なんで離婚しないのか疑問だったからです。




そんな姿を見せられるなら、離婚して欲しかったからです。






結婚するまで自立した生活をしていた私は、専業主婦を求められたので、結婚後は養われる立場になりました。




それが負目となり、
家のことは全部やらないといけないと思い、1人で何でも抱えてました。




そして元夫の「食わせてやってる」という思いも重なり、苦しくなって行きました。




〇〇ちゃんのママ
〇〇さんちの奥さん
と呼ばれていた私は、ある時突然、




「私は誰?」




と思いました。
それは、私がどこにも居ないということだと分かりました。




それが離婚を考え始めたキッカケです。





元夫は、何か頼めばやってくれるけど、
頼まなければ何もやらない。

自発的に何かしようとする気がないことに、腹が立ちました。




 
いちいち頼むのも面倒になり、
頼むこともしなくなりました。
自分でやればいいことだと思うようになりました。




子どもが大きくなるにつれ、お金がかかるようなになりました。
節約も追いつかなくなり、
私は約15年のブランクがあったけど、勇気を出してパートに出ることにしました。





自分のお小遣いはできたけど、
自分の時間や体力を消耗することのほうが大きくて、生活は楽になりませんでした。





「私、これを一生続けるの?」





と問いかけたら、





心が「絶対にイヤだ!」

と叫びました。




私は私を救おうと思いました。




そして、今の私がいます。






離婚直後のコロナで無職になり、
貯金を全部使い果たした状態だけど、
今は、毎月なんとか生活できるだけの収入を得て暮らせています。




そして、私は別の住まいを持ちながらも、これまでと違った家族の形を作って、良好な家族関係を続けています。





離婚したことの子どもへの罪悪感が大きかったけど、離婚して4年半。
その罪悪感はもうほとんどなくなりました。




それはきっと、私の生活が安定したことが自信になったからだと思います





そして、子どもに罪悪感を持つより、頑張ってる母親を見せようと、心を切り替えたからです。





1度目の自立では、
自分の「育て直し」をしたけど、
2度目の自立では、
自分の「立て直し」をしたと思っています。




今、もしかしたら、
自分の「育て直し」と「立て直し」が求められている人が多いかもしれません。



色々とリスクを抱えたけど、
この2つを実行できて、私は自分がすごく成長できたと思っています。



この2つをやれなかったら、きっと後悔していたと思います。



後悔しない人生を送ってください。





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