ウォーキングの帰り道
ひときわ早くなった夕暮れ
日はとっぷりと暮れ落ち
今にも闇に飲み込まれそうな時刻
誰か猫ちゃんいないかな
振り向いたとき
遠くのほうから白っぽいものが走ってくる
ちびちゃん!!
僕のほうに一目散に走ってくる
よく来たね
しゃがむと恋人をハグするように
両手を思いっきり広げた
ちびは腕の中に飛びこんだ
愛の日々だ
と、言う幻想
現実はそんなに甘くない
実際は手の前で弧を描くように避けると
すぐ下の階段で横になった
ここで撫でで
目が言っている
アイコンタクトって奴だな
ヾ(・ω・*)なでなでこてこて
小さい声でニャーと鳴きながら
喉をゴロゴロならしている
甘噛みはちょっと痛いけど至福の時間
なんでか猫にもてるんだ