久々の再会、交流の中で、モジモジ君の成長を垣間見ることができました。

今回は、そんなエピソードです。

 

ある朝、遅く起きたモジモジ君がぼそっと言いました。

 

「ふたりとも(私たち夫婦)、これだけ朝起きるのが遅いのに、

オラが小さい頃、すごく早く起きちゃってて、

それに合わせて起きるの、大変だったろうねえ・・・・・・」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・。

 

正直、びっくりしました。

いや、ほんと、めちゃくちゃ図星(笑)

 

私たち夫婦は、超絶夜型で、

夜にはめっぽう強いのですが、朝が弱い。とにかく弱い。

特に妻は起きれない。

だいたい休日なんて、昼過ぎまで寝てることも多いのですから。

 

そんな私たちに対して、

早寝早起きの習慣が、がっちり徹底されている幼きモジモジ君。

休日だろうが、熟睡してようが、

私たち大人の事情なんてお構いなし。

 

朝6時にはモゾモゾと起き出して、

あと最低2時間(本当は3時間!)ゆっくり寝たい妻の枕元に来ては、

ウロウロと動いてアピールしたり、咳払いしたり、

しまいには、まつげや鼻をいじっては、

妻を無理やり起こしたこともありました。

 

朝の弱い低血圧の妻は、吐き気をもよおします。

それでも、ひとりで2時間もぼ~っとさせておくわけにもいかず

(本人もひとりで大人しくする気、全然なし!)、

何とか起き出しては、ネットから引っ張った物語を一緒に読んだり、

(というか、モジモジ君に読んでもらって、妻は寝続けた・・・)

よく分からない遊びに付き合ったり

(横たわって半分眠ったまま、適当に返事してた・・・)、

妻なりに、結構キツイ中、努力してました。

 

大きくなるにつれて少しずつ、

8時近くまで大人しくできるようになってきたモジモジ君。

だんだん朝が楽になってきていましたが、それでもいつもより早く起きて

すぐに朝食を作るという作業が、夜型生活にどっぷりつかっている妻には、

相変わらずの苦行でした。

 

何とか起きなければ・・・・・・。

朝食を食べさせなければ・・・・・・。

そんな気持ちで、半ばソンビのように布団から這い出しては、

頑張って食事の支度をしていました。

 

更に大きくなり、部活もするようになり、

睡眠もたくさんとるようになったモジモジ君。

朝もなかなか起きません。

やっと私たち大人のペースで起きても、大丈夫になったんだなあ・・・・・・と、

まだ寝ているモジモジ君を見て、

少しほっとしながら、朝食を作っていた時のこと。

それは、突然起きたモジモジ君が、しみじみ言ったひと言でした。

 

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「そうなのよ~~~~、

今だから言うけど、本当に大変だったのよ~~~~、

分かってくれてうれしい~~~~」

とか、全く普通に返しっちゃった妻でしたが、

モジモジ君の、相手の行動に思いを馳せられるようになった成長ぶりに、

とても感心させられていました。

 

 

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