あの頃、なぜブログを書くのをやめてしまったのか、
その理由について考えてみました。
まず理由のひとつが、
ネタ切れになってしまったこと。
月に1回の交流では、エピソードに限りがあります。
しかもそんなに毎回、思うことがあるわけでもなく、
何となく過ぎた出来事の中で、印象深いことを書き綴っていったところ、
だんだんにネタ切れになったというのが、おそらく大きな理由です。
けれど思い返せば、理由はそれだけではありませんでした。
あの頃の妻(私)は、とても疲れていたのです。
高齢の実家、義実家の親たちの体調が、少しずつ悪くなってきていました。
それに伴い、数日間単位で遠方に会いに出かけたり、
病院に同行したり、ケアマネージャーさんと連絡を取ったり、
そんな作業が、日々の生活に組み込まれるようになってきていたのです。
妻は少しずつ、心の余裕を失くしていきました。
心配事が積み重なり、心も身体もそんなに元気じゃない。
本当は家にいる時くらい、静かに過ごして心を落ち着けたい。
それなのに、月に1泊、モジモジ君はやって来る。
テンション高くて、大騒ぎ。
お菓子食べたり、テレビ見たり、ネットで遊んだり、
かと思うと、何度も妻の名前を呼んで、よく分からないことを言い続けたり。
元気に過ごして、かわいいところもたくさんあったのです。
でも同時に、なかなか言うことを聞かなかったり、
怒ってもヘンな顔をして、ヘラヘラしてることもあり。
小学生の男の子なんて、そんなものだと頭では分かっていても、
男兄弟のいなかった妻にしてみれば、そのテンションの高さ、ガサツさ、
”妻の発言右から左”の適当さに、ちょっと疲れが出ていたのだと思います。
しかも妻の発言だけ、右から左かよ!・・・・・・ 夫の言うことは聞くのね。
妻は完全にナメられているなあ ・・・・・・ と何度もため息をついていました (-_-メ)
ブログでは、少しだけ触れたものの、詳細は書いていませんが、
何度か妻を激怒させたことがあります。
今思うと、何であんなに腹が立ったのか、
いや、モジモジ君の行動は確かに腹の立つものだったので、
自分で振り返ってみても、あの苛立ちは仕方ないものだったと思いますが、
それでもあんなに腹を立てる自分が、嫌になるほどでした。
モジモジ君の前では、楽しそうにしなくちゃ!元気に歓待しなくちゃ!と
無理に自分のテンションを上げて、1泊2日を過ごすのが苦痛に思えてきたのも、
全て心と身体の余裕を失っていたからだと思います。
妻は本当に疲れていたのだと思います。
そんな落ち着かない日々の中で、ネタも切れてきたこともあり、
それでそのまま、ブログが止まってしまいました。
でも不思議ですね。
中学生になって、別人のように聞き分けがよく、
落ち着いたモジモジ君を前に、妻は最近、思うのです。
激怒して泣かせること、数回。
あんなことや、そんなこと。
こんなことや、あんなこと。
今でも覚えてるかな。
変な風に記憶に残ってないといいなあ。
忘れてるといいなあ。
いやいや、絶対覚えているだろうなあ~~~~~。
意外と執念深そうだもんなあ~~~~~~~(◞‸◟)
こんなにすぐに良い子になるのが分かってたら、
あの頃、どんなに憎たらしいことを言っても、
ただただほっておけばよかった。
変に反応して、自ら疲れる必要もなかった。
右から左に流していればよかったんだ。
無駄に疲れて損しただけだったんだ・・・・・・。
いつか泣かされた過去を思い出して、
追及される日が来るのではないかと、
今はそんなことに少しだけ怯えている妻でした (^-^;
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