先日の交流日のこと。
妻は少し具合が悪かったのです。

親が突然入院してしまい、気がかりだったこととか、
心も身体も疲れていて、気もそぞろだったこととか。
理由はいろいろあります。
モジモジ君を迎えに行って、とある博物館に行っても、
何となく身体がダルくて、ぼんやりしていました。

いつも以上に気だるそうにしている妻。
夫に、妻の具合が少し悪いことを告げられて、
不穏な空気?を感じたモジモジ君。
一緒に家に帰ってからも、何だか大人しく、ひとりで遊んでいました。

翌日の妻は、前日よりもだいぶ元気になっていました。
それでも相変わらず、遠慮がちなモジモジ君。
歯磨きや薬を飲むことを促すと、やけに素直に言うことをきいてくれます。
いつもは何度も言わないときいてくれないのに・・・・・。

そのうち、紙飛行機やシャボン玉で遊び始めたモジモジ君。
「○○君(夫の事)、見て~見て~」
「○○ちゃん(妻の事)、見て~見て~」

妻の具合が少し良くなったと思ったようで、
何度も私たちの名前を呼んで、自分への注意を促していました。
以前から、「見て~見て~」と言うことはありましたが、
今回はやけに小さな動作でもしきりに「見て~見て~」を繰り返していた気がします。

いつもと違う空気を感じて、不安になってしまったのかな・・・・。

今回の妻は、自分の気持ちがモジモジ君にあまり向いていないことを自覚していました。
心配事があったり、具合が悪かったりで、気持ちが乗らなかったのは確かですが、
今まではそんな日であっても、何とかモジモジ君を楽しく迎えてあげようと、
気持ちを切り替えて、一緒の時を集中して過ごしてきました。
というか、過ごす努力をしてきました。

けれど、先日は違っていました。
自分の気持ちを偽らなくても、自然体でもいいよね、だって気分が乗らないんだもの・・・・・
そんな日もあるんだもの・・・・・
それも私なんだもの・・・・・
妻の中で、モジモジ君に対する特別感がなくなり、気遣いをする気力がなくなってきました。

モジモジ君にバレちゃったかな。
もう自分が関心を向けられない存在になってしまったのだろうかと、
不安になっちゃったかな。
居心地悪くなっちゃったかな。

でも、これからの日々。
そんな日は何度もやって来る。
君はもう、お客さんじゃないんだから。
気を遣わなくてもいいって思う存在になったのだから。
だから、これからもそんな日はやって来るよ。
でも、それだけ仲良くなった証拠だよ。

そのうち、そんな気持ちをきちんと伝えなければ・・・・・と思った、週末の出来事でした。

 

 

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