花火が好きなモジモジ君。
今年は思いっきり花火を堪能させてあげようと、先日、
モジモジ君を花火問屋の街へ連れて行きました。
そこは夫が学生時代、打ち上げ花火を買いに来たことがある街。
コンビニで売っている花火セットもいいけれど、一度、
好きな花火を自分で選ぶ楽しみを味わせてあげたいと思いました。
花火問屋の中に入ると、線香花火から打ち上げ花火まで、大小、色とりどり。
たくさんの花火が所狭しと並んでいます。
目を輝かせて興奮するモジモジ君。
「好きに選んでいいけれど、3,000円以内に納まるように自分で計算しながら選んでごらん」と言うと、計算機片手に、「うん! 分かった!」 (; ・`д・´)キリッ
ウロウロ、キョロキョロ、店内を物色して廻ります。
「花火好きにはたまらない企画だよね~。 自分で選ぶって楽しみもあるし、
計算の勉強にもなるし。 我ながら良い企画だね~」と、自画自賛な私たち夫婦。
どんな花火を選んでくるかな~?と、楽しみにしながら待つこと5分・・・、10分・・・、15分・・・・。
あれ・・・・・・・・・? 何一つ、買い物かごに入ってない・・・?
「ちょっと! 何迷ってるの? 3,000円もあるんだし、ひとつひとつの単価が安いんだから、
適当にどんどん選んでいけばいいじゃない!」
「う~~~ん。 たくさんあり過ぎて選べない・・・・・・」 モジモジ。
がっくり・・・・。 久々の本格モジモジが発動されました。
確かに花火の種類が豊富なので、そこから選べと言われても、
慎重派のモジモジ君には、プレッシャーなのかもしれません。
仕方ないので、花火屋のおじさんの話を参考にして選ぶように勧めました。
う~~~ん。
相変わらずの決断力のなさ。
でも、”与えられた機会を無駄に使うことを好まず、慎重に熟慮するタイプ”とも言えるので、
それも良しとします。(^-^;
夫はその間、花火屋の他の店員さんに打ち上げ花火の相談をしていました。
家から車で約1時間のところに広い河原があって、そこでの花火は許可されています。
念の為、使用しても大丈夫な音の静かな打ち上げ花火を相談、数本購入しました。
暗くなってから、三人で河原へ。
住宅からも十分離れているし、高速の近くなので騒音も大丈夫そうです。
早速、モジモジ君が選んだ(?)花火を1時間半ほど堪能。
モジモジ君、上機嫌。 花火を持って、腕をくるくる回しています。
そしていよいよフィナーレ。
夫が選んだ打ち上げ花火、開始!
ひゅ~~~。 ぱん!ぱん!ぱん!
小型なりに打ち上げ花火の体をなしていて、
夜空に美しい花が咲き、モジモジ君もさぞかし感動しているかと顔を見ると・・・・・・・?
めちゃくちゃ、不安そうな顔でキョドってる・・・・・・ ( ゚Д゚)
何ですか、その顔は??? (-_-;)
どうやら花火を打ち上げた時の音で、
河原にいた鳥たちがバタバタしたのにびっくりした模様。
「この騒音、周りの家に迷惑だから、やめようよ・・・・」とオロオロしています。
でも、それほど大きな音じゃないんだけれどーーー。
夫と私は、何でモジモジ君はいつも騒音をこんなにも嫌がるのだろうと、
実は常々不思議に思っていました。
思えば、時々街中で、エンジン音がうるさいバイクや車を見かけると、
「騒音、迷惑! どうしてあんな音出して平気なんだろう!」って
風紀委員よろしく厳しいまなざしを向けていました。
結局、打ち上げ花火企画はそれほど楽しんでもらえなかったので残念ですが、
たくさん花火を堪能させてあげられたのでよかったかな・・・・・・と思い帰路へ。
翌日の夕方、ホームにモジモジ君を送り届けて、先生に花火の報告。
騒音をとても気にしていたことを伝えたところ、こんな衝撃的なお言葉が。
「ああ。 もしかしたら普段、職員が、”うるさくして周りの家々に迷惑をかけたら、
ここにいられなくなるからね”と教えているから、騒音に敏感なのでしょうかねぇ」とのこと・・・。
うっ・・・・・・・・・・・。
先生、それはちょっと子どもには重い発言では・・・・・・・。
でも、それも受け止めていかなければならない現実なのかもしれません。
迂闊に、「や~い。 チキンチキン!(*^▽^*) 本当はビビってるんじゃないの~?」とか
からかって遊ばなくてよかった・・・・・・(>_<)
まだまだお互い知らないことが多過ぎる私たち。
これからも学ぶことがたくさんありそうです。
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