しばらくして、児童養護施設から電話をいただきました。
お子さんの打診です。
先生方の会議で、今現在一番、家庭経験が必要と思われるお子さん。
候補がふたりいるそうです。
ひとりは中学1年生の女の子。
もうひとりは、小学3年生の男の子。
こちらの希望は男の子でしたが、
中学生の女の子の方に、より家庭経験をさせてあげたいとのこと、
女の子になる可能性は高くなりました。
一応、それでもよいかという確認のご連絡だったのですが、
私たちとしては、夫が一緒に活動しやすいので男の子がいいと思ったのですが、
それでも先生方が、そしてその女の子が私たちを必要としてくれるなら、
それも縁だと思い、お受けすることにしました。
もともとどんなお子さんでもお預かりするつもりでいたので、
特にいろいろと思うことなく、数日過ごしていたのですが、
突然電話が入りました。
お子さんが正式に決定したとのこと。
何と、小学3年生の男の子になりました。
もともとは中学生の女の子がお勧めのはずでしたが、
その女の子に先生方が確認したところ、
女の子の方が、学校の生活で手一杯で新しい出会いに気が進まないとのこと、
残念ながら、辞退となりました。
そんなわけで、結局もうひとりの候補の男の子へ。
彼は遊びたい盛りで難しいことを考える年齢でもなく、
単に先生方に、
「いろいろなところに連れて行ってもらったり、楽しい経験ができるわよ~。行ってみる~?」
と問われて、
「は~い」と言ったに違いありません。
私たちとしては、元から希望していた男の子だったので、少しほっとしました。
3年生なら思春期もまだですし、何とか普通に付き合っていけるのでは・・・と思いました。
その後、8月は私たちの予定が合わず、
初めての交流は9月半ばとなりました。
ここまで4か月弱。
施設で初めて、そのお子さんに会うのが楽しみです。
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