#心で奏でるとありのままの私が輝く②
My CD"sleeping harp" 
When I play the harp,I don't think about nothing.
Just feel...

【ありのままの私】とは?

ありのまま=本音を言ったらワガママで迷惑をかけるし言えない

と思ってる人が多いですよね。

でも…

心理学でいう「ありのままの私で生きる」は、精神レベルが最も高い状態なのです。

本音を言ったら迷惑をかけるのではなく…

本音を言ったら自分も周りの人も幸せになる。

そんな美しい本音をもてるように、技術だけではなく精神も磨く。

#心技体 の統合

それが

芸事の習得のゴールです。

ミヤビメソードには、書道、花道、弓道、武道など日本の伝統芸道と同じ #型 があります。

伝統芸道…「道」と名がつくものの険しい道のりの先にあるゴールは、禅でいう悟りの境地

#無我の境地

頭で考えなくても体と心が自由に動くために「型」を習慣化することが必要なのです。

無我とは、他人に譲って自分を抑える事ではありません。

頭で考えて良い子を演じる私
世間体を気にして行動する私
親の価値観に従う私
他人に嫉妬する私
他人の批判を恐れる私
他人をコントロールしたい私
嘘をつく私
卑屈な私
お世辞を言う私

こんな風に他者に「支配されて生きている私」から解き放たれる。

それが「無我」です。

親や学校や会社や家庭が望んだ自分ではなく、自分が生まれもった本来の個性を見つけると、

社会において自分が果たすべき役割がわかるようになる。

自分だけの役割(存在理由)がわかると、他人と比べることに意味がなくなるので、他人や世間に振り回されることなく、自分の信じる道を進めるようになります。

心の裏側に利己的な下心を隠して、表側だけ武装して突き進めば「ワガママ」になるけれど…

心の内側が他人からも見えるように、心の扉を開けて、裏表がなく風通しの良い状態にしておくのです。

綺麗な澄んだ心とは、聖人君主であれと言うのとは違う。

人間だから失敗も欲もあるけれども、その弱さを隠すために人を攻撃しないこと。

弱さを素直に認めて成長できること。

正直であれ。

…という事かもしれませんね。

無我の心でハープが弾けたときは、指が動いている意識が無くなります。

頭がぼーっとしてただハープが自然に鳴り響いているのを聴いているだけ。

ハープの柔らかな空気感に包まれて、ふわふわ身をゆだねているだけ。お母さんのお腹の中で安心して眠る赤ちゃんみたいな浮遊感。

まさに至福の瞬間です。

だから「私がすごい」という実感が無い。

どんなに皆様から褒められても「私じゃなくてハープがすごいんだよ」と…謙遜ではなくて、本当にそう思える不思議な感覚なのです。

ハープ の神様が降りて来られるように、俗世の邪念を祓って、私利私欲の無い空の状態を作っておく。

その準備をしておくのが、私にとっての練習です。

その不思議な感覚で奏でたCD「スリーピングハープ 」を母は大嫌いで、最初の三曲で怒り始めて最後まで聴いてくれませんでした。

「せっかく超絶技巧を披露するためにレッスン代にお金をかけて投資してあげたのに、スゴそうに弾かないなんて親不孝!」

と怒っていた母が、昨年秋に大学病院に2ヶ月入院しているあいだに認知症を発症して会話が出来なくなりました。

母がTVもラジオもうるさいと拒否したので、看護師さんがCDプレーヤーを病室に持ってきてくださり、

「心理学のスキルを使ったスリーピングハープのCDを聴かせたら心が動いて脳に刺激が伝わるかもしれない」

と提案してくれました。

病院のスタッフの皆様が個室に来るたびにCDスイッチを押して協力してくださり、24時間寝ているあいだもずっと音を浴びるようにして1ヶ月過ごしたら、母の認知症が治ったのです。

「あなたの音には心があるんだね。ママ、元気なときには頭で聞いてたから分からなかった。」

と、母は涙を流してくれました。

(ちなみに…私の他のCDは心理学のスキルを使って弾いていないので、母の認知症治療には効果ありませんでした)

心理カウンセリングで心の声を聴くとき、

「頭の考えを外してください。本来の私に戻してください」

と心にお願いするワークがあるのです。

すべての争いは、頭と頭で会話しているから利害関係が合わない。

または、自分が心で話しているのに相手が頭で返してくると、そこからすれ違いが始まる。

誰かと向き合うとき、心と心で会話できたら、世の中は平和になると私は思っています🍀

#フェアリー弾き
✨🧚‍♂️✨