#ジュネーブ国際音楽コンクール
#チェロ
部門
日本人初優勝🏅🏆
上野通明さん
おめでとうございます!!
思い返せば…
私がジュネーブ国際音楽コンクール
ハープ部門で日本人初ファイナリストとなったのが
25年前。
大学四年生のときでした。
色々なコンクールに挑戦していた当時の楽譜を今日納戸の倉庫から出してみました。
ペダルが一曲中に何百回もでてくる難曲。こんなメロディーもない指の運動みたいな楽譜が19ページ延々と続いて一曲。
F E Dって下に書いてある記号が足の7つのペダルが半音操作なんだけど…足2本しか無いのに、3個同時にペダル踏め!って指示無茶ぶりすぎる😱💦
国際コンクールは、ソロ課題が全部で15曲ほど暗譜で、本選はオーケストラとのコンチェルトで一曲30分。
ジュネーブのときは慣れない異国暮らしで1ヶ月にわたる勝ち抜き戦だったので…
世界の名門
#スイスロマンド管弦楽団
とファイナルステージで
ロドリーゴのハープ協奏曲を
弾いたときは、
夢が叶ったというよりは、精神的にかなり疲れてしまっていました💦
最後のほうは、一日15時間くらい練習してたので指は回ったけど、コンクールはメンタルの強さも大事だなぁと痛感しました。
最近の二十代日本人の演奏家の活躍が素晴らしく、ずっと封印していた青春時代の苦しい記憶がフラッシュバックしてきます。
過去の自分を否定せず、よくがんばったね!と褒めてあげても良いのかもしれませんね🍀
そんなことを思いながら、久々にコンクール課題曲を練習してみたら楽しかったです♫
#trimphant (イタリア語)
「勝ち誇って!得意満面に!」
#barbaro
「野蛮に!」
という作曲家による音楽用語の指示が楽譜にありますね。
ライオン弾き🦁なつかしい❤️
3IDとか4VBとか私の字で書き込みしてあるのは、楽譜を台本に見たてて、どう演じるかを自分なりに分析した記号です。
1-4数字→首の角度(左右上下)
I→リズムの呼吸(縦に刻む)
V→歌の呼吸(横に流れる)
D→明るい気持ちで
B→暗い気持ちで
このように、大学生の当時から私は、誰に教わった訳でもなく、分析大好き人間で😅あらゆる表現の可能性を全部科学記号のようにまとめて組み合わせ、身体を痛めない使い方を研究し、独りで黙々と体系化してました。
物理学や身体スポーツ学にもとづいたミヤビメソードの前兆ですね✨✨