#chopincompetition 
Mr.Kyohei Sorita won the second prize.
Ms.Aimi Kobayashi won the four prize.
Congraturation from Japan!

世界三大クラシックコンクールである
#ショパン国際ピアノコンクール
今年は人気YouTuber
#かてぃん
@cateen8810 

さんの出場回は112万回再生を超えました。クラシックに興味がなかった人までもオリンピック並みの盛り上がりとなったのは、かてぃんさんの功績でしょう。

かてぃんさんのロマンチックで軽やかな演奏姿が麗しく、私にはショパン本人が弾いている様に見えました👏💕

#反田恭平
さんは、1970年以来51年ぶりとなる日本人2位入賞の快挙を果たされました。
@kyoheisorita 
反田さんは、とにかく「音」そのものが素晴らしいのに驚きました。

1位のカナダ人のピアニストは、典型的な直線波動のアグレッシブなコンクール弾きでしたが、

反田さんのように円形波動の
#ライオン弾きを私は初めて聴き衝撃を受けました🦁❣️

まろやかで豊かな音をつくるために、アスリート並みの体作りを気をつけたそうです。

メンタル面でも、ライオン弾き特有の怒りや苦悩がなく、音楽ができる喜びをエネルギー源にしていらっしゃるので、聴いていてとても気持ち良いです。

反田さんがインタビューで「他人はライバルではなく励まし合う大切な仲間。ライバルは自分自身」

とおっしゃっていたので、そのような明るく健全なお人柄が、素晴らしい音として表れているように思います。

私も、二十代のとき以来、封印していたライオン弾きを成熟させて、再び四十代のライオン弾きにチャレンジしてみたい!と反田さんのおかげで新しい発見と学びがありました。

外交的な明るい音楽の反田さんとは対照的に、
内面に向かう闇の音楽を表現されたのが
4位入賞
#小林愛実
さん
@aimi923 

愛実さんは、4歳頃から神童と注目され、学生時代は典型的な直線波動のライオン弾きで国内コンクールの数々に優勝されてきました。

しかし、今回のショパンコンクールでは
#フェアリー弾き
の新境地でチャレンジしていらっしゃり、あえて点数狙いのコンクール弾きをしなかった心の強さに感動しました✨🧚‍♂️✨

「自己アピールの派手さを削ぎ落として、作曲家の内面に深く向き合う演奏スタイルがこれまでとは別人のように成熟した」

と、絶賛するコメントが愛美さんの演奏動画に400件以上寄せられました。

表現力は愛実さんが1番素晴らしかったとの声も多いですが、私もそう感じました。

ファイナルの協奏曲がオーケストラとの共演だったので、フェアリー弾きだと線が細く感じてしまいましたが、3次予選の50分ソロリサイタルは表現の深さに琴線が震えました。

冒頭の一曲目はショパンが大切な恋人だけを想って捧げる祈りのように。

ラストの数分間はショパンが死と向き合い苦悩している孤独な気持ちが伝わってきました。

愛実さんは、心理学的に分析すると…楽器演奏家やアスリートというよりは、楽譜という台本を通して、作曲家の気持ちが自然に憑依してきてしまう天才型の役者さんタイプに感じました。

そういうタイプはめずらしいので、きっと4位という数字以上に人々から愛されるアーティストとしてご活躍なさるのではないでしょうか。

そして、技術的にも戦後のピアノ界(私が小学生の頃)は卵型に指を曲げて関節で強く鍵盤を上から叩け!と指導されたけれど、

今の二十代ピアニストは、ミヤビメソードと同じように、全員指を伸ばして、鍵盤を撫でるように柔らかく手首を回してテコの原理を使って弾いています。

ショパンコンクールに出場するレベルで、指関節で弾いてる人は誰もいませんでした。

指を伸ばして手首をつかったほうが、腱鞘炎を防げるだけでなく、メロディーが繋がり多彩な音色をつくれるからです。

ハープ界で今改革しようとしている事を、ピアノ界がいち早くやり遂げていらっしゃるのを確認できて、励みになりました。

ハープ界では国内外のコンクールでの派閥争い、人種差別などで、審査結果に疑問の声があがり、毎回泣いたり怒ったりする出場者が出ますが…

ショパン国際コンクールは、事務局公式YouTubeで一次予選から全ての出場者の演奏をフルバージョンで公開しています。

一般聴衆がコメントも自由に書き込める。この人はもっと順位が上でも良いのでは?と疑問におもったら伝える事ができます。

どの審査員が誰に何点入れたか?点数も、コンクール公式HPできちんと公開しています。

ハープコンクールもそのようにオープンにすると、目先の勝ち負けや外的な圧力に捕らわれず、より自分自身に深く向き合える成熟した若い音楽家が育ってくるように感じました。

世界中の人が注目したショパン国際ピアノコンクール。

私も音大ピアノ科の母より、3歳からピアノでもスパルタ教育を受けてショパンの作品が大好きでよく弾いていたので、連日楽しませていただきありがとうございました🎹

様々な意見があるなかで、あくまでも個人的に感じた感想を勝手に述べさせていただきました。

才能あふれる皆様のますますのご活躍をお祈りいたします🌈