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☘ドイツと日本の文化の違い the culcture difference between Japan 🇯🇵and Germany🇩🇪. ブログが音楽家ランキング2位になっていて、急に2万件くらいアクセスがあったので… なんだろう??🤔 と 不思議におもっていたら、 ✴︎ 先週キャプションに書いた 「フランス🇫🇷と日本🇯🇵の文化の違い」 の記事が Ameba芸能ブログニュースに選ばれていたみたいです‼️ なんか、自分の意見をのべただけなのに恐縮です…(◎_◎;) ✴︎ でも、文化ってやっぱり皆さんの関心が高いのね〜✨ と いうことで、今日はドイツについても考えてみますね。 ✴︎ 戦時中に、ドイツと同盟を結んでいた影響もあって、 戦後の日本における音楽教育は、ドイツのメソッドを基本にしたものを取り入れています。 ✴︎ フランス音楽は、リズムより音の色彩感を大切にするのに対して… ドイツ音楽は、音の色彩感よりリズムのほうを大切にする傾向にあります。 ✴︎ わかりやすく言うと、 フランスは、横にゆらぐ遊ぶ音楽。 ドイツは、縦にきっちりカウントする音楽。 ✴︎ (クラシック音楽の父、と呼ばれるバッハがドイツ人なので、業界では、フランスよりドイツが正統派と思われているようなところもある) ✴︎ 世界の二大トップクラスのオーケストラとされる、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団と、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団。 たしかに、やっぱり、どちらも、ドイツ語圏ですね。 ✴︎ ところが、ハープの本場はフランスなので、 ベルリンフィルのハープ奏者も、ウィーンフィルのハープ奏者も、ドイツ人ではなくフランス人なのです。 ✴︎ 彼らと私は、同世代で、十代の頃からコンクールで一緒に戦ってきた仲間なのですが、 ベルリンフィルハーのラングラメさんは、私よりも音量が弱いくらいなんですね! その代わり、色彩豊かで歌心あふれる素晴らしいハープ奏者です。 ✴︎ ウィーンフィルのメストレさんは、 ミヤビメソードと似ている演奏法で、 てこの原理と遠心力をつかって腕と手首を回すので、弱い音と強い音の差がダイナミックで、色彩豊かな変化に富んだハープ奏者です。 ✴︎ 私は、28歳くらいのときに、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団首席メンバーと、 モーツアルト「フルートとハープのための協奏曲」を、ソリストとして共演した経験があります✨ ✴︎ 東京国際フォーラムをはじめ、各地をツアーで回りましたが… ウィーンフィルは、日本のオーケストラの半分くらいの音量しかないことに驚いたんです! ✴︎ 近くで聴くと弱いんだけど、 力を抜いて軽やかに弾くから、 音がシャボン玉のようにふわ〜っと遠くに飛んで、ホールの天井に跳ね返えって回る。 だから、遠鳴りするんですね。 ✴︎ 客席で聴く人には、日本のオーケストラよりも音量が響いているように錯覚して聴こえるトリックが隠されているわけです。 ✴︎ 「世界一美しい音色をもつオーケストラ」 と言われるウィーンフィル。 その秘訣をメンバーに質問してみました。 答えは、、、 なんと‼️ 「真面目に弾かないこと。 happy&relaxで音を楽しむこと。 日本人って、モーツアルトが難しいって思ってるでしょ? でも、僕たちにとっては日本の童謡や子守唄とおんなじ。 赤ちゃんの頃から口ずさんでる鼻歌なんだよ〜。日本人はもっと気楽にやればいいのに。」 と。 ✴︎ それを聴いて、 20代だった私は、はじめてクラシック音楽という外来の文化を日本に取り入れることの難しさを、感じたのでした。。 (つづく)

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