今月も、名古屋、京都、鳥取県などからミヤビコースのレッスンにお越しくださいましたm(__)m

昨日、鳥取県よりお越しになった30代女性の方は、なんと!「ナカイの窓」でわたしの演奏を聴いたのがきっかけで、27弦ハープ↓を買ってくれたとのこと。うれしいですね(*^^*)
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さて、カウンセリングコースにも「ナカイの窓」の視聴者の皆様がお越しくださっています。ハープを持っていない方にも、ハープの音色を聴いていただく機会なのでうれしい。SMAP解散で大変だと思うけど…ホントに中居さんに感謝です!
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カウンセラーの仕事をはじめて思うことは…

人間の深層心理って、本当に面白い!

海のように深くて、美しいです。

でも、本人はそれに気づいていない。

気づかなくて水面でバタバタ溺れそうになって、懸命に泳いでいるから生き辛い。

だから、「自分の心はこんなに美しいんだな〜」と気づくためのお手伝いをするのが、カウンセラーの役目かなと思います。

カウンセリングで傾聴するときに気をつけることは、世間の一般常識で判断してアドバイスしてはいけない、ということですね。

わたしの師匠は、いつも「イルカの目で真実を見なさい」と教えてくれるんです。

血液型と同じで、我々には生まれつき「支配するタイプ」と「支配されるタイプ」があるとする考え方が心理学にはあります。

そのクライエントさんに、どちらのタイプが影響を与えているのかを見抜かなくてはいけません。

支配するタイプで代表的なのは、虐待、DV(肉体的暴力)やモラルハラスメント(言葉の暴力)ですね。

そのほか、俺様的な亭主関白とか、女王様的な妻とか、スパルタ教育の親とか、きょうだいを常に比較して扱いに差をつける親とかもわかりやすいです。

支配するタイプの定義は、「相手に罪悪感を与えておいて、自分の愛で救う。アメとムチで執着させる」ということ。支配することが、その人にとっての幸せだからです。

言葉では謝ったり優しくなったりもするけど、根底では「わたしは正しい。あなたが悪い。あなたのためにやってあげている。」とひるまない特徴もあります。

毎日ニュースでも色々な事件が放映されていますが、たとえば子どもが支配者だと、犯罪をおかすことで、親に「わたしの育て方が悪かった」という罪悪感を入れて執着させることもあります。

逆に親が支配者の場合は、子どもを不登校やニートにさせておいて「この子は私がいないと何も出来ないダメな子」と執着させることがあります。

(子どもが支配者の場合は、不登校になることで親に罪悪感を入れている、と逆の診断になります)

浮気の場合も、男性が悪いとは限らないんですね。

浮気した男性が支配者なら、自発的に浮気をしているのですが、妻が支配者の場合は、男性が家庭に安らぎの場を得られず浮気させられている、というケースも見られます。

また、夫も妻も支配されるタイプで温和に仲良くやってきたのに、不倫相手の女性が支配するタイプで浮気させられるケースもありますね。

もちろん浮気した事実は悪いのですが、原因は多種多様なんです。そこをきちんと理解しておくと、怒りが和らいで楽になれます。

わかりにくいのは、うつ病など病気の妻や恋人が支配者であるケースなどです。

そういう場合、男性は「オレが守らなきゃ。彼女の病気が悪化したのはオレの責任だ。」と罪悪感を入れられることになり、男としての自信を失います。

もちろん、その逆で夫が支配者ゆえに、パートナーがうつ病になるケースもあります。

わかりにくいケースのもうひとつの例としては、浮気もしない、お金も稼ぐ、社会的地位も高い、子育てにも協力的、イケメン、夫婦ケンカもしない…と人も羨むようなダンナ様が支配者である場合ですね。

このような場合、奥様は物質的には何ひとつ不自由しないのに、なぜか精神的には満たされない。夫に従えばすべて上手くいくけど、自分の意志は尊重してもらえない、友達に相談すればワガママと笑われるから我慢してしまう…という不思議な違和感を抱えることになります。

支配するタイプ、支配されるタイプ。

どうやって見分けるかというのは、実はすでにクライエントさんが深層心理で知っているんですよ。

無意識ではちゃんと分かっているのに、「そんなハズない!だって…」と意識が否定するのですね。

家族やパートナーの本性を知るのは、ある意味、怖いですからね。「わたしが悪いと思って支配されているほうが楽だ」とおっしゃるクライエントさんも多いです。

でも、怖がる必要はありません。

支配するタイプの人からストレスを受けていたら、単に自分とは違うタイプなんだ、と分かればいいだけなんです。

支配するタイプの人=悪い人という訳ではないので敬意を表しましょう。

そのうえで、入れられた罪悪感をとりのぞき、自分には何も問題ないと知ること。

「ありのままの自分で自由に生きる」ことをめざしていけば大丈夫でしょう。

まずは、それに気づくことが第一歩かもしれませんね(^ ^)

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ご興味ある方は、大嶋信頼先生の著書に詳しく解説してありますのでご覧になってみてください。