エディット・ピアフ生誕100周年。
シャンソン「愛の讃歌」の歌詞をつくり、素晴らしい歌声で一世風靡したピアフ。
その生涯は、まさに波乱万丈。
貧しい孤児から売春婦となり、戦争を生き抜いて大金持ちのスターになるまで。数々の愛と歌に満ちた道のりでした。
ピアフを演じた、大竹しのぶさん。
日本を代表する大女優、大竹しのぶさんの演技力は定評どおりでもちろん素晴らしかったのですが、、、
とくに主人公の年代別にガラッと変化する声の演技には鬼気迫るものがありました。
演技って、目で見るものだと思ってたけど、
耳で聴く演技もあるんだなぁ。。。
さすが、ミュージカルの世界観を教えてもらった気がしました。
わたしも昨年の東京芸術劇場で「愛の讃歌」をアレンジして演奏したので、大好きな作品なんです。
歌手が歌う曲じゃなくて、女優さんの歌う曲だからこそ、表現の幅があって面白いなぁ、と。
ハープも、音色の変化が出せるようになったら一流。
書道も、太細の変化(字が太い細いの変化を「たさい」と言います)が出せるようにと、ご指導をいただいています。
変化といっても、強弱の2パターンではなく、、、5種類くらいの変化があるといい。
「自分が独りで変えてるつもり」なのと「何百人のお客様みんなに分かるように変えられる」のではずいぶん技術や意識の差があります。
どんなジャンルも、アートの世界を極める過程は同じですね!
ミヤビメソードのロゴマークにもなっている紀元前の竪琴は、
音楽の神アポロンが奏でていたという伝説がありますよね(*^^*)
大竹しのぶさんによる「愛の讃歌」↖︎
ピアフご本人による「愛の讃歌」↖︎
フランス人がイメージする愛って、ロマンティックなだけじゃなくてすごく力強いんですよね。文化の違いも感じられて、おもしろい(*^^*)