みやび先生、
お世話になります。
お忙しいところ恐縮ですが、お時間のあるときに答えていただければと思い質問させていただきます。

カマック27を使用していますが、一番上の音階を弾く時に、親指がハープの上に当たってしまいます。
(特にソから上)どのように気をつければよいのでしょうか?

よろしくお願い致します。

cielbleu

【A】
ご質問ありがとうございます^ ^

ミヤビメソードでは、人差し指で一本の弦をひくときに、指先だけで近くではじくのではなく、手首で斜め上にとるため上がるときにぶつかる生徒さんがいます。

でも、私は一度もぶつかった事がないので、ご安心ください。正しい弾き方をマスターすれば大丈夫です。

ぶつかる原因は、3通り考えられます。
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①親指の角度が悪いとき。
この写真のように、くの字になっているとぶつかります。親指をしまうタイミングが早すぎるということです。
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②手首が反っていないとき。
この写真のように、手首をまっすぐにしたまま、腕で上に引っ張り上げると、親指がぶつかります。

③首がまっすぐになっているとき。
人差し指で一本弾く「ネコ」の技術のときには(ミヤビメソード教本でいうキラキラ星、荒城の月など)首を左にちょこっと傾げるのが基本姿勢です。
首をまっすぐにしたままハープを弾かれる方が多いですが、右手の高音域が弾きにくくなります。

右手の手首や肩を柔軟に回すためには、首の角度も大切です。
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最後に正しい形を写真に載せます。(といっても、自分で立ちながら右側から撮影したので参考程度に…)

これは、プラッセで親指を反ったあとに(キツネ)ネコに向かう途中の段階。まだ、親指を反っているため、ぶつかりません。
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こちらが、ネコ(人差し指をフェルメした完成図)。

この位置で、はじめて親指をくの字に折ります。

ここなら、折ってもぶつかりませんよね。

以上、3つは一般的な原因です。

それらを気をつけても問題解決しない場合は、レッスンで見させてくださいね(*^^*)