CHIE さん

無題

初めまして。ハープを始めて間もない者です。ハープの出会って、いろいろな演奏を聴くうちに、みやび先生の音にたどりつき、その音の美しさ、表情の豊かさにびっくりしました。みやび先生の教本も買って、練習しています。DVDも楽しみにしています。今回の記事は、改めてミヤビメソードの基本を教えてくれたように思いました。技術の習得にあせるより、心構えこそ楽器に寄り添う近道だったのですね。私はピアノを教えていますが、ピアノでは分かっていても、ハープでも忘れていました…(汗)。DVDではぜひ、心構えを入れていただきたいです。また、DVDが何枚かになっても、指のフォームが分かりやすいのがいいと思います。そして、個々ではなくセットで販売してほしいです。やっぱり、心と技がトータルになっているのがミヤビメソードだと思うので。お値段はその分かかっても、ミヤビメソードに共鳴する人ならば納得だと思います。DVDを心待ちにしています♪♪♪


貴重なご意見ありがとうございます!!
CHIEさん、会員様ではないのですよね?
それにしては、ミヤビメソードをよく理解していただいているようで素晴らしいです
m(__)m

そう。

心と技術がセットで、ミヤビメソードなんです!

ミヤビメソード教本の曲集前ページ「ハープが美しい音を奏でるための十ヶ条」に【心の力を抜く】というのがあります。

わたしはカウンセラーではないし、カウンセリングとの相性には個人差があり胡散臭いと感じる人もいるから、あまりこちらの分野とミヤビメソードを結びつけたくはないのですが(ミヤビメソードは、あくまで世界最先端の高度な【技術】を主としているので)

でも、名カウンセラー達の提唱する理論=心の技術と、楽器演奏における理論=指の技術に共通する点があります。

それは、

【力を抜く】と流れが好転するという法則

です。

悩んだとき、ドン底のとき、苦しいときこそ、がんばらない。がんばればがんばるほど、上手くいかなくなる。

自分を追い込むと心が折れる。

ダメな自分を許しましょう。

いや、もともと欠けていることは悪いことではないのだよ。

こうある「べき!」という常識は親や先生からすり込まれてきただけで、結果を出さないと幸せになれないというのは思い込みかもしれない。

がんばる、を手放したときに、スーッと力が抜けて楽しくなって、ビジネスも恋愛も人間関係も…人生が上手く回りはじめる、という理論。

なぜなら、

力が入ってギスギス生きている人のまわりには、トラブルが引き寄せられてくる。

力を抜いてワクワク生きている人のまわりには、楽しいことが集まってくる。

ハープも同じ。

がんばって強くはじいて血マメをつくって、ジムに通って筋肉鍛えて、自分に鞭打って何時間も苦しい練習をして、腱鞘炎になって…でも、コンクールや試験で結果がでない。

そんなハーピストは沢山います。

で、結果が出ないのは努力が足りなかったんだ。自分が悪かったんだ。と、また更に自分をイジメてガチガチに力が入る悪循環スパイラル。

力が入っているから、いざという時に音量が出ないのです。筋肉に力が入っているからミスするのです。

次の瞬間に力を発揮できるのは、今休んでいる筋肉、今ゆるめている筋肉です。これに気づいたスポーツ業界では、身体に負担をかけるトレーニングを禁止する方向に向かっています。

指の力を抜く。
心の力を抜く。

練習したくないときは、休む。
ミスしたって、いい。
音量が大きくなくても、いい。

試験に落ちても、いいじゃん。
講師になれなくても、いいじゃん。

そう思ったほうが、良い結果が出ますよ。
本当に^ ^

うちの生徒さん達は皆様すごい熱心なので、逆に「力を抜かなきゃ~ッ‼︎」ってものすごい気合いが入ってレッスンに来る人が多いんですけど、練習しすぎて余計に悪くなってきちゃうこともあるの…(-。-;

力を抜かなきゃ!
練習しなきゃ!

は、逆効果。

最近ハープが楽しくないかも…って思ったら、練習をサボって遊んでみましょう(笑)サボる練習も、ときには必要。

また【笑顔で】ハープと向き合えるために。

笑顔を忘れて必死になっている自分に気づいたら、「ぐでたま」↓のごとく一日ダラダラしてみましょう。(ヤル気のないベーコンエッグ。笑)
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昨夜のわたしのTwitterより引用しますね☆

@miyabimatsuoka: 著書が100万部突破の大人気カウンセラーの方々の理論は、けっきょく「力を抜くと人生の流れが好転する」という事だと思う。ミヤビメソードと共通点もあるね。「力を抜いたほうが音量が遠くに届く」というパラドクスに気づけるかどうか。

(Blog用補足)
力を抜くほうが、大きな音量がでる。ミスしていいと思ったほうが、ミスしない。がんばらなくていいと思ったほうが、がんばれる。試験に落ちてもいいと思ったほうが、試験に受かる。お金を儲けなくていいや、と思ったほうが儲かる。

これが、パラドックスの法則。

注意:ほんとに努力しなくていいの意味じゃないのよ。

@miyabimatsuoka: 指の力を抜くとフニャフニャになって音量が出ないと思う人は、力が抜けている感じに見せているだけで本当には抜けていない。中途半端に抜くと音は弱くなるが、勇気を持って、自分を信じて、相手を信じて、力を抜くと音量は大きくなる。人生の法則と同じ。

(Blog用補足)
私は、大きな音量を出したいときほど意識的に力を抜きます。指の力を抜くだけでは足りない。首から足まで全身の力を抜きます。もちろん、心の力も。

【ハープにゆだねる】は、ハープ=自分自身を信じる勇気がいることなんです。

@miyabimatsuoka: 自分に自信がない人がハープを弾くと、音がかすれて出ないか、音がキツく出すぎるかのどちらかになる。

@miyabimatsuoka: 自分に自信がない人は、相手より卑屈になるか相手より威張るかのどちらかになるのと同じ。相手とは、まさにハープそのもの。

@miyabimatsuoka: 音は、自分の心を映し出す鏡。