5歳の生徒さんからクリスマスプレゼント☆
だいすきだよ
ままがいつもおせわになってます
みあみせんせい
みやび…じゃなくて…みあみ…(笑)
かわいいね^ ^
みやびせんせいは左から二番目のクルクルヘアー
右端が講師のゆみこせんせいストレートヘアー
よくみてるね!ありがとう♡
さて。
前回のつづき。
レッスン受け方マニュアルいきましょー。
まず、ご挨拶から。
ジュニアコース(2歳~5歳)では、毎回レッスンの前後にご挨拶の練習をします。
始まる前は、「よろしくお願いします」
終わったら、「ありがとうございました」
椅子から立ち上がって先生の目をみてお辞儀をして、両手を前で揃えましょう。
意外ときちんとやるの難しいよ。
大人になるとどういう訳か、このシンプルなご挨拶ができない人が多いです。
よろしくお願いします、の代わりに「今月も練習する時間なくてー」のほうが多いかな(笑)
挨拶できる人でも、座ったまま楽譜を譜面台に準備しながらナントナク…になっちゃうかな。
長年通う親しき間柄でも、芸事を学ぶときに挨拶は基本です。
クラシック界だけでなく、芸能界も挨拶を徹底的に教育される。
芸事の世界は爽やかな笑顔できちんと挨拶ができないと、どんなに実力があっても成功しないのです。
日頃から心がけていると、発表会でのおじぎも余裕の笑顔で美しくこなせると思います。
レッスン始まる前には手を洗う(弦に汚れがつくと鳴らなくなるから)、遅刻をしないなど、気持ちよく準備をスタートさせましょう。
レッスン時にお菓子やプレゼントの差し入れをもってきてくれる生徒さんもいらして、一生懸命選んでくださったお気持ち有難いです。でも、全然お気遣いいただかなくても大丈夫ですよ^ ^(Blogに生徒さんからのメッセージやプレゼントが単純に嬉しかったりして載せちゃうので気にされる方もいるみたいだけど、うちは趣味層を中心とした教室なのでそのあたりは気にしません。どうぞ気軽にお越しください)
わたしがお願いしたいのはレッスン後にできるだけ復習してきてほしいという一点のみ。何度も同じ事を言ったり言われたりするのはお互いに嫌でしょう(笑)
音大受験生、音大生は教授へのお中元、お歳暮、自宅レッスンに菓子折り持参で行く、は必須で、ときにはレッスン代の他にお金や商品券でお礼をしないとイジメられたり試験で悪い点をつけられるという話はよく耳にします。
私の母も、私が中学一年生からハープはじめて大学卒業まで毎週、先生のご自宅にレッスン付き添いで同行してましたが、一度たりとも手ぶらで訪れたことはないですね。母と西川さんで先生のご自宅の掃除洗濯までしてました。お母さんたち、大変だったろうな。。。
このあたりは業界の慣習で、プロをめざすならどこまで必要なのかは難しい問題ですよね。私自身は、モノをせずとも実力だけで判断してくれるようなクリーンな風潮になっていくと良いなと願っています。
さぁ、
レッスン始まりました^_^
生徒が質問したり意見を言うと生意気な!と不機嫌になる音楽の先生が多いけど、私は大歓迎。
レッスンはキャッチボールだから生徒が良い球を返してくればくるほどこっちもやる気になる。
講師会では、「みやび先生はこうおっしゃるけど、私はこうしたほうが分かりやすいと思うんですが?」というスタッフもいて、うちはかなり自由な校風ですが(音大の教授なら打ち首獄門だよ)ホントにスタッフの意見が良いときもある。そしたら、素直に採用します。
ミヤビメソードを創設したのは私だけど、講師と生徒さん達みんなの意見が反映されて、そのおかげでメソッドは体系化され日々進化しているの。
1番上達しない生徒さんの特徴は、レッスン中に言い返すタイプの人。
言い返すのと意見を言うのは全然違うよ。
先生に言われた事が出来なくて反発するのが「言い返す」。先生に言われた事が出来たうえで思ったことを伝えるのが「意見を言う」。
この差は大きい。
出来ない高度な注意をされると、自分を否定されたような気になり不機嫌なオーラを出す生徒さんもいますが、
そうすると、先生はお世辞しか言わなくなっちゃうんですよ。
どうせ趣味だしお金もらってんだし…注意しすぎて辞められても困るし…まぁ適当でいっか。。ってあきらめちゃう(←普通はね。ミヤビコースは私の性格上お世辞を言わないけど、一般的な趣味の教室ではそういう先生方の愚痴を多々聞きます。)
良い教師とは、生徒さんの今の能力を褒めるのではなく、生徒さんの能力より少しハードルを上げて新しい事を要求できる人。
そうでないと眠っている能力を開発できません。
だから、その場で出来なくても落ち込まず、ふてくされず、素直に100パーセント言われた事を吸収して、後で自宅に帰ってからゆっくり復習すべし。
習い事を、美容サロンやエステのように勘違いしてる場合もありますね。
当日マンツーマンレッスンをドタキャンしてもお金を払っている客なんだから当たり前、振り替えサービスしてよっていう感覚はちょっと違いますよね。
お金いただいてるので確かに接客業ではありますし、サービスやエンターテインメントは必要です。
でも、
やはりレッスンというのは教育の要素もあり、向上心を開発する成長の場でもありますから、うちの講師達にも過度なお世辞は本人のためにならないから控えるよう、そして趣味でも愛情をもって真剣に教えるように指導しています。
つぎに…
レッスン中に反応がない生徒さんも上達しにくいタイプかなぁ。
頭では言われたことを理解していて真面目なのだろうけど、自分が今までより美しい音が出せたときに感動できない、気付かないのは耳や心を使っていないからです。
緊張感からガチガチになっちゃうがゆえに、耳で聞けなくなっちゃう人もいるけど、リラックスして大丈夫ですよ。
レッスン前後は敬語を使ったほうがよいですが、レッスン中はタメ口でも私はかまいません。
ハープを弾いているときは生徒だからと卑屈にならず、一人前のハーピストとして堂々としていたほうが力が抜けて上手く演奏できるからです。
「わぁ~」「そっか!」「なるほどー」「うーん、わかんない…」「えー」「今の音いいじゃん!」みたいな素直なリアクションはわたしも嬉しい。
「はい」しか言わず無表情なのが1番教えにくいものです。分かってんのか、分かんないのか、よく分かんない。。。
反応がないとヤル気がなくなるのをマグロ状態とも言い…あっ、はしたない話題でスミマセン(汗)
←blog史上初下ネタでした(-。-;
つづきはTwitterご覧ください