プロフェッショナルダンサーの江山翔太くん。
きょうもレッスンに来てくれました^ ^
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緑色の髪×グランドハープという組み合わせを生まれてはじめて見ましたが(笑)さすが!サマになっていますよね。

実家が美容院だそうで、毎回違う髪色にしていらっしゃるので楽しみです!(先月は金髪)
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そして、彼がすごいのはビジュアルだけではないんです。

ミヤビメソードで和音を弾く時の基本形は円運動。これは皆さん慣れないうちは苦戦するのですが、彼は全然練習しなくても楽々と一回でクリアしてしまいました。やはり、普段鍛えていらっしゃるので身体能力が高いのですね~!

ミヤビメソードでは、和音を弾くとき書道のシンニョウの最後を書くときのように、斜め45度下でいったん結んでから横向きに「はらい」ます。

↑写真のポーズは「はらい」終わってから、空中でふわっと円を描いてUターンしてくる最中。(書道でいう筆脈です)

結ぶときは指を手のひらにしまいますが、Uターンのときに指をゆるめてだんだん開き、空中で次の音への準備をします。(写真は降りながら指が開いてきている瞬間)。開くのが早くても遅くても、音は空中に飛びません。絶妙なタイミングを探しましょう。

さらに、このときに手の甲の形が変わってはいけません。書道でも、はらいでは筆の角度を変えてはいけないのですが同じですね。同じ形を保ったまま、無駄なく次の音に準備します。

ちなみに、書道では筆脈のことを「気脈」とも呼ぶそうです。

気を抜かずに力を抜く。気脈とは、実際にはつながっていないがあたかもつながっているかのように筆を運ぶこと。気脈のないのは単なる文字。気脈があるから書という芸術になるのです。

気脈とは、空中に筆がいる時間なので字を書いている訳ではない。しかし、この時間によって筆のスピードや筆の角度が決まり次はどういう字になるかを左右するのです。

音楽をされている皆さん、どの楽器でも共通なのは音を出す瞬間よりも、出す前と出した後の動きに注目することが上達の秘訣ですよー。実は手が空中にいる時間が音色をつくっているのですから…!

★「はらい」についてはミヤビメソード教本一章の親指のページに写真入りで解説してあります。
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ハープを抱えて踊る江山翔太くん。
素敵でしょ。

ハープ界とダンス界をつなぐ架け橋となっていただきたいですね(*^^*)