赤坂サントリーホール行ってきたよ~☆
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高嶋ちさ子と12人のヴァイオリニストたち。

ちさ子さんとは、レコード会社も同じでデビュー前から共演させてもらってた。

うちの実家にリハーサルに来てくれたこともあったし、銀座王子ホールや、東京芸術劇場大ホールなどで共演しました。

その頃から(15年前!)クラシック音楽に馴染みのない人々にも敷居を低くしたエンターテインメントをやりたい!と志を高くもっていらっしゃいました。

夢が実現した今、テレビタレントとしても大活躍ですね(*^^*)
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クリスマス仕様のサントリーホール素敵☆☆

講師のゆみこ先生も一緒に聴きにいってくれて、

ミヤビメソード合奏団も将来こんな衣装でこんな演出ができたらいいねー!ハープはヴァイオリンと違うから特性を活かしてこんな風にしたほうがいいかなー!

と夢はふくらむ…

クラシックとポップスを融合させるのは非常に難しい。

クラシックはマニア向けに限定するなら技術があれば演出はいらない。

でも、多くの人に知ってほしいと願うならば技術だけでなく演出が必要で、それにはお金も労力もかかる。

かといって、ポップスみたいに派手に真似してもうまくいかない。

アコースティックな楽器には、アコースティックな音色の良さを活かした独特な演出がある。

来てくださるお客様も、アコースティックコンサートはポップスに比べて年齢層が非常に高い。

楽しませようとするあまり、客層に合わせた上品な演出を考えるのを忘れてしまえば逆効果になってしまう。

なんだかんだ言って、やっぱり核にちゃんと習得した高い技術があってこそ、はじめて演出も効果がある。

技術がないのをカバーするための演出では、素肌が汚いからファンデーションで厚塗りするのと一緒だ。

まず、素肌を磨く。

つぎに、メンバー1人1人の素顔に適した演出を考える。

音楽家というのは、演出家の人形や駒ではなく心に血の通った人間でなくてはいけないと思う。

合奏団でも一律おなじではなく、個性を大切にしてあげなければいけない。

1人1人と正面から向き合い、メンバーが内面から《自力で》輝けるようなお手伝いをする。それが私流の演出だ。

クラシック普及は険しい道のりだけれども、やりがいがある。

わたしもスタッフと共にハープの奥深い技術と演出を探究し、多くの人にアコースティックの魅力を伝えていきたいなぁと思った夜でした…。
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