7日は母の誕生日でした!
ママ&マネージャー西川さんと椿山荘にてお祝い。うちはなぜか全員柄モノ服...(笑)わたしのは表参道ヒルズ イランイランのワンピース♫半袖だけどベルベット生地なので秋っぽいよ。
尺八の中村仁樹さんは9月のミヤビメソードコンサートのゲストとして出演していただきました。
曲間のトークで「直立不動のスタイルではなく、自分は動きながら演奏するため身体全体を使うんです~ 」とおっしゃっていたのが印象的でした。
尺八っていうと昔は着物で正座したり直立不動で演奏するスタイルが多かったですよね。
わたしは、尺八の藤原道山さんとデュオリサイタルでツアーをさせていただいたのですが、道山さんも動くスタイルを世間に知らせた先駆者的なところがありますね。
(藤沢周平原作 山田洋次監督 木村拓哉主演 藤原道山演奏「武士の一分」⇧)
そう、尺八のみならず、フルートもバイオリンもピアノもハープも「動いちゃダメ」メソードと「動きましょう」メソードの二通りあるんですよ(笑)
知ってましたか~?
わたしも高校生の頃は腕を共鳴胴から離してはいけないと先生から定規で腕を抑えられたり、首が動かないよう髪の毛を持たれたりして「動いちゃダメ」メソードを勉強していました。
アメリカ、ヨーロッパは「動く」メソードが主流なので色々試行錯誤した結果、ミヤビメソードは指だけでなく身体全体をつかって音楽を表現するようにしています。
誰かに心を伝えたいときや自分の心が感動で動くときって、身体も自然に動いちゃうんじゃないかな~と思うからです。
高音域と低音域とで身体のポジションを変えたほうが重心移動ができて、無理なく音を出しやすいという理由もありますね。
どちらのスタイルが良いかは好みによりますが、同じ楽器でもメソードによって音の出し方や音色が大きく変わるのは興味深いですよね。
西洋音楽にかぎらず、邦楽でも新しい世代でおなじ現象がおきているんだ!というのは面白いです。
あなたは、動く派ですか?
動かない派ですか?