受験シーズンですね~。


みなさま、色々な思いで新しい春を迎えていらっしゃることでしょう。


ワタクシごとですが・・・


「東京芸術大学出身の有名人119人」


に選ばれました。(詳細はこちら↓)


http://univranking.schoolbus.jp/00000127.htm



坂本龍一さん(ミュージシャン)、葉加瀬太郎さん(バイオリニスト)、伊勢谷友介さん(俳優)、岡本太郎さん(芸術家)、野村萬斎さん(狂言師)山田耕作さん(作曲家)、、、


と名だたる先輩方のリストに並ばせていただき


とっても恐縮ですが光栄です。


思えば、


18歳の春。


芸大の入学式の日は桜が香る雨だった。


美術学部の偉い先生だったかなぁ、、、


挨拶のスピーチでおっしゃったことは衝撃でした。


「大学とは、


平凡な人材をできるだけ多く輩出し、社会の役にたてるように教育するところです。


もし君が非凡なスターになりたいと思っているなら、大学に頼らず自分で学びたまえ。


天才は、人につくられるものではない。」


と、、、。


あれを聞いて


若かった私はこう決意したんだ。


「よしっ!大学生のあいだに世界中の国々をまわって自力で学んでやるぞ!」


ってね。


留学したら一か所の国のメソッドしか習得できない。


でも、日本を拠点とすれば、世界10か国の短期セミナーを巡ってあらゆるメソッドの習得が可能だ


って。


教職関係の必修授業はぜんぶ放棄して


コンパや文化祭にも一度も行けなかった。

卒業試験日も海外のコンクールと重なって受けられなくて


留年もして・・・(*_*)


単位足りなくて5年生でも卒業難しくなってソルフェージュの先生に


日本人初のメダルを持っていって頭下げたら


試験免除で単位くれてやっとこさ。。。


ハープの実技試験も日本のメソッドと私は全然違う弾き方なんで


いつも酷い成績でしたなぁ。。。


最終的にチェロ科の教授がハープ科の担任の先生に頼んでくれて


「もういいじゃない、松岡君を卒業させてあげましょうよ」


って(T_T)


(ちなみにスーパースターの岡本太郎さんも葉加瀬太郎さんも芸大中退なんですね(笑)


でも・・・


おかげ様で、


世界に注目される新しいハープ奏法ミヤビ・メソードを誕生させることができました。


落第生だったダメダメなわたしを


自由にさせてくれた東京芸大、


本当にありがとうございます。


卒業生にしていただいたことを


心より感謝しています☆