読者の方より、こんな感想いただいたので、
ピアノでハープのような波動を出す方法をご紹介しますね♪
わたしも3歳から12歳までピアノをやっていて、
小学生のときはベートーベンのソナタやショパンのバラードを弾いていたから。
今でもときどき弾いてみる・・・↓
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★私が、ハープをいいなぁ!って、感じる一つは、音=空気の振動…を生み出す瞬間を、手で、身体で、じかに感じとって、音楽が生れるその場を実感出来る事です。最近、ちょっとみやびさんの生演奏を聴けていなくて、残念なんだけれど、みやびさんの手から、音楽が紡ぎなされて、それがダイレクトに、聴き手のハートに響く…そんな感じを強く受けます。(もちろん、ハープの楽器の特性+ハープ奏者として生れたみやびさんの才能+研究を重ねたみやびメソッドの奏法!なんだと思いますが♪)
でも、例えば、ピアノはタッチの瞬間に意識を注ぐようにしても、音の出るメカニズムは見えないし…。他の楽器にしても、間接的になってしまいますよね。後は、やっぱり歌かしらね~^^。
テレビ、楽しみにしているね!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ピアノって、たしかに一般的には、
指のタッチの瞬間に意識を注いで弾く楽器だと思う。
でも、
そこをあえて、指ではなく、
足のペダルのほうに意識を注いでみると
ハープのような波動が生まれる。
ハープでも、指に意識を注いで弾くと波動は生まれないんだよね。。。
実は、指で弾いたあとが重要。
弦から指が離れたあと、
たいていの人は、次の音のことを考えるんだけど、それじゃダメなんだ。
指が離れたあとに、さっき出した音の波動をつくっていくんだから、
そこからが音づくりの勝負!!
シャボン玉を想像してみて★
息を吹いただけじゃ、綺麗にふくらまない。
吹いたあとに、息と腕で、ていねいに調整しながら、壊れないようにふくらませていって、
空中に解き放つ瞬間が、最も神経をつかうよね。
それと、同じ感覚。
ピアノでそれを応用してみよう。
ふくらませていく部分は、足のペダルに相当する。
どこで踏むかどこで離すかで、音の輪郭が決まる。
ペダルで描いた音の余韻にあわせて、
手首と腕で空気の振動をつくる。
腕を5センチ上げるか、20センチ上げるかで波動は変わる。
音の余韻にあわせて腰から下の体重移動をすると、さらに波動が変わる。
ピアニストで波動を出している人はあんまりいないけど、
わたしが波動を感じるのは、
クラシック界伝説の巨匠と呼ばれた、ミケランジェリ氏。
とくにドビュッシー前奏曲集のCDは、空気感と色彩感が素晴らしい。
(母がミケランジェリのマネージメントをしていたので、わたしも小学生のときお会いしたことあるんだ!)
ポピュラー界でいうと、
坂本龍一さん。
音そのものじゃなく、音の余韻を聴きながらピアノを弾いているのがわかる。
だから、鍵盤のまわりに空気の波動が生まれていくのが見える。
バイオリンでも、波動を出すことは可能。
音程を正確にとるため弓を当てることに一生懸命になる人が多いけど、
じつは弓が離れたあとの動作で、音の色や形が決まると思っている。
フルートもそう。
息を吹く瞬間よりも、そのあとの息の引き際とか上半身の起こし方で波動が生まれる。
・・・と、うちの講師の重見佳奈先生のフルートを聴いていて思う。
あくまでハーピストの目線だけどね!
参考にしてみてね(^_-)-☆
Android携帯からの投稿