「恋人ごっこの前は片想いごっこだった」

「そうみたい!」


「今年のバレンタインデーの日に。。。

 ずっと好きだった人へチョコ

 渡そうとしたら言われてしまって。。。」


「どんな事を言われた?」


「『彼女いるから彼女の他からは

 誰からも受け取らない』だって!」

「。。。」


「その場所は学校の屋上だったんだ!

 階段を降りていたら。。。

 ケンジに声かけられた!」


「何って?」


「『俺 そのチョコ貰っていいかな?』

 はい! と言って渡したら

 『開けていい?』 と聞かれて。。。」


「ケンジその場で食べ出して

 『このチョコ手作りだ! 美味しい!』

 言ってけれて。。。」


「。。。それで片想いごっこ⁈」


「まぁ そんな感じ!」

「なぜ恋人ごっこになったのだろう」


「ケンジからの。。。

 『片想いごっこだと言えない言葉ある

 だったら恋人ごっこにしよう』と」


「ケンジってどんな人?」

「学校一のモテモテでイケメン男子」


「一度でいいから逢ってみたい!」

「OK  逢う⁈」


「冗談 冗談! そのケンジ

 もしかしたらゆめを好きなんじゃない?」


「そう言えば時々 冗談っぽく言ってる!」

「それ本気だと想う」


「えっ⁈ 本気?」


「多分その冗談っぽいのは照れ隠しだな!」


「本気って事?」

「そう! ゆめに本気だ!

 モテモテじゃないか! ゆめ」






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