占いカウンセラーの雅（みやび）です。
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昨日のブログでは
私がNLP*を始めた大きなキッカケが
仕事での人間関係の悩みだったことを書きました。
*NLPとは、認知心理学・行動心理学に分類される心理学です。コミュニケーション、トラウマの解消、自己肯定感のアップなどさまざまな分野の実現・解消するための方法を学びます。
～昨日のブログはこちらです～
人と人が関わりあう
コミュニケーションのお悩み。
お悩みの解決方法も
関わる人の数ほどあります。
なので「これが正解！」という
鉄板ルールはないと思いますが
私の中でコミュニケーションの
ベースにしている考え方があります。
それは「思いやり」についての
考え方です。
「相手のことを考えて行動しているつもり
なのになぜか上手くいかない」
「思いやりをもって接してるはずなのに
空回りしてるかも」
そんな私のちょっと恥ずかしい
失敗談から紹介させてください。
今から十数年ほど前になります。
仕事で少し年上の後輩ができました。
その後輩は、これからやろうとする業務の
経験がほとんどない人でした。
リーダーとして張り切っていた私は、
その後輩に手取り足取り、
丁寧にわかりやすく
業務を教えていたつもりでしたが・・・
その後輩の態度がなんか変。
上の空、
というか失礼な感じ。
「○○さん、ここは大丈夫ですか？」と
私が訪ねると、後輩は目も見ず
「あ、はい、はい、はい....」と空返事。
「本当に大丈夫？」と聞けば、
後輩はイラッ。時には激怒...
「わかってますって！」と
強い口調が返ってくる。
言い争いになったこともありました。
この経験をするまでは、
仕事で言い争いをすることなんて
なかったのでビックリでしたよ！
それでも後輩には早く仕事を
覚えてもらわなきゃならないし…
嫌だなぁ～と思いながらも、
話かけるしかない。
会社に行きたくない…
毎日、毎秒、胃に穴が開きそうでした。
「この辛い状況をどうにかせねば。」
「この辛い状況を克服したい！」
そこで行き着いたのが、NLPを学ぶことでした。
NLPのクラスの授業では
コミュニケーションに関する
さまざまな学びもありました。
中でもこの考え方を知った時、
大きなヒントを得ました。
「人はそれぞれ違ったものの見方・考え方を
している（相手には相手の世界観がある）」
これってつまり、
私が、
良い・正しい・素晴らしい
と思っていることでも、
相手にとっては、
有り難くない・むしろ迷惑
ということだってある
ということです。
ハッとしました。
だってズバリ！
私が良かれと思って後輩にして
きたことが、
後輩にとっては迷惑だった…
という可能性があることを
知ってしまったんですから。
その後、どうしたかと言いますと
後輩に対する接し方を変えてみました。
具体的には、
手取り足取りの引継ぎはやめました。
その代わりに、
後輩にはマニュアルを渡して、
自分でやってみてもらうことにしました。
そして「もしもわからなければ
いつでも質問して欲しい」と伝え、
あとは本人のやり方で進めてもらいました。
すると、どうでしょう！
後輩はひとりで黙々と仕事を進める。
今まで線を引いたことを見たことが
なかったマニュアルに線を引きはじめる。
なんと、私に質問をしに来て、
メモをとる。
後輩の態度がここまで変わるとは、
正直ビックリしました。
私は小さい頃から「思いやりは大切」
って教わってきて、相手の気持ちを
考えて行動してきたつもりでしたが、
一方的な思いやりは、
場合によっては
相手にとって重たいものだったり、
ありがた迷惑だったり、
おせっかいになってしまう、
というというこを経験しました。
もちろん、今でも
相手を思いやるって素晴らしいこと
だと思っています。
ただ、相手が望まない思いやりは、
お節介やひとりよがりに
なってしまう可能性がある。
そんなの悲しすぎる、もったいない。
だからこそ、
自分だけの目線で表現したり、
自分の感情だけで判断するのではなく、
相手のことをよーく観察して、
相手の心に届く形で
コミュニケーションをとっていくこと。
相手を思いやれるあなただからこそ、
一歩踏み出した
相手の世界観を尊重する
コミュニケーションがとれたら
最高だと思いませんか？
今日は良かれと思っていたことが
完全に裏目に出てしまった…
失敗からの学びを
共有させていただきました。
お役に立てたら嬉しいです♪
すべては幸せのために！
占いカウンセラー 雅（みやび）
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