まだ前回の道場マッチのメインを振り返っていませんが、今日も12時からアイスリボン道場マッチが行われますので先にそのカードを見ていきたいと思います。

 

エキシビション含めて全5試合。ゲストはレギュラーであるQUEENVALKYRIEと1111の4人のみというシンプルな興行。しかも既にほぼ即完状態だったという競合興行があるので、集客面では相当な不安はありますが、この先のタイトルマッチに向けての前哨戦もありますし、14日の新木場大会のカードが決まってない選手が大半ですので、試合を通じてどれだけアピールしてくるのか注目点は多いと思いますので見逃せないと思います。

 

 

☆エキシビションマッチ3分間
咲蘭 vs きらり(仮)

◎きらりの2度目のエキシは3月末にプロレスサークル興行で対戦した咲蘭が相手。既に対戦経験があるだけに闘いはしやすいと思いますので思いっ切りぶつかっていってほしいです。本音を言えば先週流れた真白優希との闘いを見たい部分はあるのですけどね。本人会場にいるそうなので。咲蘭は前回5分以上要しているので3分以内で1本取れるかがポイントのようにも思えます。

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
杏ちゃむ(信州ガールズ) vs 古川奈苗

◎タッグでは2月に一度対戦してますが、シングルはこれが初対戦です。同じような黄色ベースのコスチュームを使っていて杏ちゃむは勝ったら古川をオレンジにさせると言ってますけど、黒を入れているのが杏ちゃむのイメージですのでそこは拘らない方が良いかな。お互い関節技を武器にしている事もありむしろ古川にとっては勉強の場にもなる闘いと言えるでしょう。杏ちゃむに『あの技』を出させる位の粘りを古川が見せるようであれば今後の展開が広がっていきそう。杏ちゃむとしてはその前になんとかギブアップを奪いたいところでしょう。そこまでの間にコーナーでの攻防も注目点にはなりそうです。

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
弓李&芦田美歩 vs Yappy&藤滝明日香

◎芦田が1ヶ月ぶりに登場。道場マッチに関して言えば1月20日以来実に5ヶ月半振りになります。パートナーの弓李とはベルト失陥後初のタッグとなります。対角には同期の藤滝がYappyとのタッグで参戦。前回組んだ時は不完全燃焼な結果でしたので、今回は雪辱を期したいところ。芦田はこれが今年8試合目ですけど、今月フル参戦なようなのでここは通過点にしたいでしょうし、むしろYappy勝負に出て上を目指してほしいです。藤滝は眼下の敵である芦田よりも通算で30試合経験値が違う部分を見せつけたいところでしょうが、そうなると弓李の一瞬の丸め込みが炸裂しそう。それだけにタッグワークも重要な試合になりそうです。

◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
神姫楽ミサ(JTO) vs しのせ愛梨紗

◎5月の大阪でのリーグ戦以来4度目のシングル。それまで逆エビ固めもしくはミサトンクラブでギブアップを喫していた愛梨紗が晴れときどきミサ(ダイビングセントーン)を出させたのは大きな進歩だと思いますが、道場マッチだとそこまでの闘いは難しいでしょう。とはいえシャイニングウィザード頼みの愛梨紗ですので先週の櫻井裕子戦のようにこれを迎撃されると後がなくなってしまうのが欠点でもあります。現状のパートナーである神姫楽相手にどれだけ見せ場を作れるのか?あくまで変顔を作る以外でですが、それがないと最後あっさりということも有り得そうです。

◆第4試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
YuuRI(ガンバレ☆プロレス)&トトロさつき&咲蘭 vs 星ハム子&柳川澄樺(JTO)&海乃月雫

◎本来柳川と咲蘭の位置が逆だとより判り易い組合せになったと思われる6人タッグが今回のメイン。次回触れますがハム子がタッグ次期挑戦者となった事でシングル次期挑戦者と組み柳川と共にチャンピオンに対峙します。鍵となるのはトライアングルリボン選手権で当たるYuuRIと咲蘭が同じ組にいること。本来タッグチームという事でこの組合せになったのと咲蘭にYuuRIの横で学ばせたいとの思いがあるからでしょうけど、誤爆だけは心配なところです。唯一スケジュール的にもタイトルマッチに絡んでいない柳川がどう立ち回るかも見ものなのですが、やはりここは王者と挑戦者の決着になるような気がします。それだけに本番に向けてどう昇華させていく攻防が見られるかに期待したいです。

 

 

まだ次週の新木場大会のカードがタイトルマッチ2本しか決まってません。場合によっては道場マッチ開始前のフライングリリースがあるかもですが、きらりのデビュー戦の相手含めそれぞれ個々がこの大会でアピールして新木場大会を満員にするような行動が取られる事を求められる道場マッチになってほしいと願っています。