前回の続きです。

 

紫雷美央がリングに入ってくると星ハム子にビックブーツを浴びせコーナーに。ハム子のお株を奪うようなセクシーポーズを見せますが、ハム子は動きを止めて担ぎ上げますが、美央は着地。蹴り足を交わしたハム子がタックルで倒すとバックに回り杏ちゃむのバズソーキックを呼び込みます。ハム子の腹ザードは神姫楽ミサとしのせ愛梨紗で阻止しますが、ハム子はタックルで3人をなぎ倒していくと腹ウオッシュから腹ザードを放ちYappyに後を託します。

 

 

串刺しヒップアタックからボディアタック、ギロチンドロップと畳み掛けたYappy。美央がエルボーを打ち込むと打ち合いに持っていきます。ハイキックでYappyを倒した美央はYappyのエルボーを放つ腕を絡めて蜘蛛の巣へ。ロープエスケープ寸前で丸め込むと首4の字に持っていく美央。

 

 

ハム子がジャンピングプレスでカットするとYappyはウエイストランドも愛梨紗がカット。ファイナルカットからタラザ・インピエルノを狙いますが愛梨紗が止めると美央がデッドリードライブでYappyを倒してミサイルキックの体勢に入りますが、杏ちゃむが食い止めるとYappyが蘇生。ここで美央が女郎蜘蛛に絞め上げていき改めてミサイルキックを放つと神姫楽ミサのセントーン、愛梨紗のシャイニングウィザードのアシストを受けてバズソーキックを決めた美央。カットに入ったハム子と杏ちゃむを神姫楽と愛梨紗がタックルで排除すると美央は現役時代の代名詞だった紫閃光へ。これにはYappyが返せず美央がこの6人タッグを制し来たるべきトライアングルリボン選手権に視界良好としました。

 

 

引退して9年近く経ちますけど、現在アイスリボンのレフェリーだけでなくコーチとしても若手の指導をしている紫雷美央。それだけに試合勘さえ取り戻せば十分動けるというのを証明した試合だったと思います。実際パートナーを組んだ神姫楽と愛梨紗を含め若手にとって勉強になった部分も多かったのではないでしょうか。今回ウナギ・サヤカとのOZアカデミーでの遺恨が要因で後楽園ホールのリングに選手として上がりますが、タイトルを奪取となれば引退時のWAVE認定タッグ以来となりますが、この試合で土蜘蛛を出していませんし可能性は十分あると言って良いでしょう。

 

 

試合後美央は「人蹴るって気持ちいい~!」と叫ぶと「ダメね…子供がいるのに、こんな不謹慎なことを言ったら。今日のことは子供には見せられません。でも、とてもとても楽しかったよ。君たちの技を食らうのも、君たちといっしょに技をするのも。めっちゃ楽しいし、やっぱり私は人を蹴る側の人間なんだよ。」と選手としての自信を漲らせます。

 

 

続けて美央はタイトルマッチに向けて「まあ、ウナギ・サヤカの乳をそげれば、それでいいって思ってましたが、やっぱり人間って、楽しいからさ、私がベルト獲ったら、ベルト持っている間は試合できるじゃん?お客さん、今日の試合観て、紫雷美央、どうでした?ばばあでした?動けてます?ありがとう、認めてくれて。今すぐXで真白とウナギサヤカに言っといて、紫雷美央、動けてるぞって。今すぐにツイートお願いします。」と観客を煽り立てると「まだでも、ちょっと体の作りが30%ぐらいしかできてないんで、もっと追い込みかけないと間に合わなくなっちゃうんでね。まだまだ私はもっと動ける女になります。」とタイトルマッチへ気持ちを引き締めていました。ここから2週間が経過してどこまで状態をアップしてきたか気になるところです。

 

 

美央が翌日の川口大会の呼び込みをすると同時に後楽園大会へのアピールを促すと神姫楽と愛梨紗が動き出します。川口大会では真白優希の前に結果が出せなかった2人ですが、大会後に猛アピールしたようでこの土日タッグを組むことが決まりました。コーチとしても選手を奮い立たせた美央。結果としてなかなかの好カードが揃ったと思います。あと2日でどれだけそれを訴求出来るのか?最後の足掻きに期待したいです。