既に1週間以上経過しましたが、まだアイスリボン横浜大会2連戦の感想が数試合残っていますのでそちらを順次フル帰っていきたいと思います。

 

初日3日のオープニングマッチは杏ちゃむ・しのせ愛梨紗・HisokAが組んでYappy・YuuRI・Aoi組と対戦。普段なかなか組むことのないメンバーでの対戦でしたが、越境タッグですのでやはりポイントになったのは所属の愛梨紗とYappyの2人。しかしYappyからすれば既に愛梨紗とは勝負付けが住んでいるという思いが強い。ならば同じチームに愛梨紗が憧れるAoiがいるのでという展開に持っていきたかったようです。

 

◆第1試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
杏ちゃむ&×しのせ愛梨紗&HisokA(12分20秒 A-wing→ギブアップ)Yappy&YuuRI&Aoi〇

 

 

YuuRIの掛け声でYappy達が奇襲を掛けるもすぐに杏ちゃむ達が逆襲。YuuRIをターゲットに串刺しトレイン攻撃を仕掛けていきます。今度は愛梨紗とHisokAが合体攻撃を狙いますが、目突きからのドロップキックを放っていくYuuRI。AoiとHisokAのマッチアップになるとHisokAの左腕を狙い撃ち打ちしていくAoi。HisokAも反撃はしていきますが、Aoiはトラースキックで動きを止めますが、HisokAは目突きの騙し討ちでダウンさせると双方杏ちゃむとYuuRIに交代。

 

 

勝って知ったるQUEENVALKYRIEの2人。杏ちゃむがドロップキックを放つもYuuRIはこれを交わし、ならばとクロスボディを放てばYuuRIはドロップキックで反撃。それではと杏ちゃむはロープ際でYuuRIの動きを止めるとフィッシャーマンスープレックスへ。しかしYuuRIはネックブリーカーからサッカーボールキック、サイドキック、ドロップキックと波状攻撃を放ちYappyにチェンジします。

 

 

串刺しヒップアタック、ボディアタックからギロチンを狙ったYappy。しかし杏ちゃむはこれを避けて自爆させるとクロスボディを発射。しかしYappyはこれをサイドスープレックスで投げ飛ばすとヒップドロップを狙うも杏ちゃむが切り返して丸め込み。杏ちゃむは愛梨紗とHisokAを呼び込むとYappyを幻惑させて杏ちゃむがコルバタ。Yappyが切り返すも愛梨紗が蹴飛ばし杏ちゃむが丸め込み。杏ちゃむとHisokAがサンドイッチ低空ドロップキックを放つと杏ちゃむは愛梨紗にチェンジしていきます。

 

 

ドロップキックから丸め込みを連発していく愛梨紗。しかしYappyはファイナルカットを決めると旋回式ボディプレスへ。このまま勝負に出るかと思われましたがYappyは「愛梨紗、プレゼントあげるよ」とAoiに勝負権利を譲渡します。

 

 

まずは打撃で倒していくAoi。愛梨紗はエルボーを連打していきますが、Aoiもチョップの連打で応戦。愛梨紗はタックルでAoiを倒しますが、Aoiはジャンピングビックブーツで愛梨紗を倒します。ここでHisokAが入ってきてAoiの足を掬うと愛梨紗のダイビングボディアタックと杏ちゃむのダイビングフットスタンプの共演に。

 

 

更にHisokAとのサンドイッチ低空ドロップキックを決めた愛梨紗はネックスクリューを狙うもAoiは堪えてトラースキック。YuuRIが619、YappyがブロンコバスターでアシストするとAoiはビックブーツ。杏ちゃむがカットするとAoiはスプリングブレイド。愛梨紗が返すとA-Wingに入りますが愛梨紗は必死にロープエスケープ。ならばとファイナルカットを狙うAoi。これを切り返して丸め込むと回転式横入りエビ固めで押さえ込んでいきます。

 

 

しかしAoiはこれを凌ぐと愛梨紗のタックル狙いをネックブリーカーで切り返すとA-Wingへ。これには愛梨紗もギブアップの意思表示を示しました。

 

6人タッグだと状況によっては対戦出来ない選手があるのも事実。そういう点ではYappyと愛梨紗の決着になるかと思われたところをYappyがAoiに権利を譲ったのは良かったですね。そういう点を考えれば杏ちゃむや特にHisokAがもっと見せ場を作れたようにも思えました。ただ愛梨紗がAoiに憧れを持っているのは周知の事実ですから、この対決は正論だったかな。Aoiは徹底的にA-Wingに拘る戦術でした。これは愛梨紗への愛情だったのかも知れません。先日ウナギ・サヤカを破ってJTOGIRLSのタイトルを獲ったAoi。サブミッション&打撃重視のQUEENも獲った実績のある選手はJTOでは初めてになります。そんなAoiに一歩でも近づき再び対角に経つ時にはもっと進化を遂げた愛梨紗がそこにはいてほしいと願っています。