大型連休のアイスリボン横浜2連戦が終わりました。今回から週末の道場マッチを挟んでPPVの配信期間が終わるまでにはそれぞれの感想を雑感形式で書いていきたいと思います。

 

まずはそれぞれの大会のオープニングから。その前に観客動員なのですが、初日が182人、2日目が184人と一応は満員表示が付きましたけど決して満足出来る数字ではありません。ベストフレンズにウナギ・サヤカと旬の選手・タッグチームが参戦してこの数字ですから、やはり主軸となる所属選手の相次ぐ欠場は相当影響があると思われます。本来これらの参戦があるなら横浜・ラジオ日本ラジアントホールならば250人は入らなければいけなかった筈。無論PR活動にも問題があったのは否めません。

 

連休期間のスケジュール過多もあり、前週の大会配信は当初発表されたのよりも遅れなんと道場マッチが2日、川口大会が横浜大会初日というあってはならない状況。毎度書いている事ですが他団体で普通に1~2日後にYouTubeメンバーシップでフル配信出来るのがなぜアイスリボン(運営サイドのネオプラス)では出来ないのか甚だ疑問です。しかも通常興行では行われているカード紹介映像も今回はアップされませんでした。こういう初歩的な訴求活動の遅れもこの数字に現れているように思えます。無論SNSでのPR活動も若干選手任せという部分は否めませんが。

 

 

 

さて初日の入場式。参戦全選手が揃ったところでトトロさつきから欠場挨拶がありました。

 

 

試合中に膝を怪我したという事で動きもスローでリングには上がらずリング下から。この連戦だけでなくリーグ戦の辞退。となると相当重症のように思えるのですが、本人は6月23日後楽園ホールでの復帰に意欲満々。ならば松下楓歩のように靭帯断裂という事ではなさそう。ただ無理は禁物というのは本人も十分承知しているようです。焦らず万全な状態で復帰してきてほしいものです。

 

 

トトロからバトンを渡された形でマイクを持ったのは咲蘭。彼女も川口大会ではアクシデントで本来の闘いが出来なかった選手。リーグ戦2戦目が組まれたこの日、絶対にぎゃるでぶちかましたいと巻き返しを誓うとこの日がリーグ戦初戦となる星ハム子戦を控えた神姫楽ミサがマイクを奪います。

 

 

一昨年の年頭から参戦して2年4ヶ月。その感謝の思いと「アイスリボンファミリー」としての愛を結果で表したいとリーグ戦への思いを語っていました。

 

 

このままスタートコールがされましたが、このスタートコールを所属以外の選手がするのは異例の事です。2日目のトップバッターとして登場した神姫楽と柳川澄樺、YuuRIの通称『ズッコケ三姉妹』は第2のホームとして「アイスリボンファミリー」という言葉を使ってますが、これまでのレギュラー参戦選手ではなかったフレーズ。男女混合団体に所属しているからこその思いはあるのかも知れませんし、だからこそスタートコールを任せられるのかも知れません。

 

 

一方2日目のオープニング。予想はしてましたがウナギは登場せず。先の「アイスリボンファミリー」とは真逆の敵対心むき出しというのも久しぶりな気がします。その中挨拶に立ったのはタッグ王者のまなせゆうな。

 

 

パートナー・トトロの代替選手として急遽リーグ戦参戦となったまなせはトトロを気遣いトトロの代わりにはなれないし、トトロは(アイスリボンの)大黒柱なんだからしっかり治して、でも頑張る事と無理する事は違うからと語ると「もう一人気合いの入っている人がいるんですよ」としのせ愛梨紗にマイクを渡します。

 

 

まなせの気合いに押されるように前へ出てきた愛梨紗。しかし「めっちゃ緊張している」と言うと対戦する藤本つかさを見ながら「初シングル。私に負けて後悔すれば良いんですよ。」と強気な言葉を口にしていました。

 

 

「最初で最後かも知れないシングルマッチ。絶対につっかさんから勝ちます。」と語る表情は緊張が伝わってくるようでした。

 

 

川口大会に続いてこの両日もメインイベンターではなくリーグ戦参戦選手が意気込みを語っていました。再来週の上野はポスターを見る限りは大会スタイルが若干違うものになりそうですけど、それ以外の道場マッチを含めた大会では当面このような形でスタートコールがされそうですね。これはこれで盛り上がるという意味ではありだと思います。

 

 

こうして両日とも大会がスタート。次回から簡略に且つランダムに各試合を振り返って行く予定です。