アイスリボン週末2連戦の後半戦。今日は大田区産業プラザPIO小展示場で蒲田大会が行われます。公式名称は『アイスリボン蒲田大会』だけなのですが、今年は4月にも大会が行われるので便宜上ブログタイトルはこう記しています。

 

今回大会開始が17時半と夜興行というのもあり、業務提携を始めたバスケットボールもしくはハンドボールのチームと相互コラボがあるのかなと思ったのですが、バスケットはこの前後の週にホームゲームがあるものの今週はアウェイの試合。その代わりアースフレンズ東京ZU-18のメンバーが観戦に来る事が発表されました(もっとも発表した咲蘭が試合後泣き出してしまいよく聞き取れませんでしたので他の選手に確認しましたけど)。ハンドボールのチームもそうですが、大田区総合体育館をホームにしているだけに今後アイスの選手がそちらの試合観戦というのもあるのでしょう。異文化交流も盛んなのですけど、メディアが取り上げてくれない厳しい現実もあります。今回のProjectRを最大に生かしてほしいものです。

 

 

◆第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
杏ちゃむ(信州ガールズ)&咲蘭 vs 神姫楽ミサ(JTO)&長谷川美子(ガンバレ☆プロレス)

◎杏ちゃむと咲蘭は一度組んでますがお出かけプロレスなのでしかも負けています。一方の神姫楽と長谷川は初タッグと越境タッグならではの面白い組合せ。当然ホームの咲蘭が中心に展開させないといけないでしょう。大阪と昨日の道場マッチと連勝した勢いをここでも見せる事が出来るか?長谷川はタイトルマッチ前の一戦だけにここで弾みをつけたいところ。杏ちゃむの関節技は脅威ですが、咲蘭に任せるようであれば神姫楽も正月の川口大会でも直接勝利しているだけにここで勢いをつけたいところです。

 

◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
櫻井裕子(COLOR'S)&柳川澄樺(JTO) vs Yappy&YuuRI(ガンバレ☆プロレス)

◎一昨年はかなり組んだり闘ったりしていた櫻井と柳川。どうやら4人タッグでは1年2ヶ月ぶり8度目のタッグ結成のようです。お互いの成長を確かめる意味で注目される試合になりそう。一方のYappyとYuuRIの通称YYタッグもこれが正月興行以来6度目と結構組まれています。ただ勝率は櫻井と柳川の方が断然高いだけにどうYYタッグが打ち崩していくか。前の試合同様にQVと1111が別のパートナーと対戦するのですが、柳川とYuuRIは連戦になります。恐らく最後はYappyに託す展開になると思いますが、同日デビューの柳川がPOPのベルトを持っているだけにYuuRIもそれを意識した攻防を見せてほしいです。

 

◆第3試合 シングルマッチ15分1本勝負
Aoi(JTO) vs しのせ愛梨紗

◎愛梨紗の誕生日記念プレゼントカード。復帰2ヶ月後に1度対戦してますがアウェイながら13分余りの闘い。今回はそれから経験を積んでしかもホームですからそれ以上のものを見せてほしいです。ただ昨日星いぶきに課題を聞いたら「体力面」というところで関節技を得意としているAoi相手にどれだけ喰らいつけるかが鍵になりそうです。

 

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
ハロチータ(CMLL)&ジュビア(CMLL) vs JCストーム&海乃月雫

◎大阪豊中大会に続いてハロチータとジュピアが参戦。そういえばProjectRが注目されていますが、CMLLとの業務提携は解消されてしまったのでしょうか。流石に今回はメキシカンルールという訳にはいかないでしょうからストームと海乃が苦戦するのは必至。ただ本場のルチャドーラとは相性の良い海乃だけにストームとのタッグワークが決まればアップセットも期待したいです。メンタルの問題がなければ海乃はCMLLへ短期留学しても良いとは思うのですけどね。ルーダとしての学びは大きそうですし。そういう闘いを見せてほしいです。

 

◆第5試合 シングルマッチ15分1本勝負
真白優希 vs 松下楓歩

◎一昨年6月以来2度目のシングル。復帰以来ブランクを感じさせない結果を残している真白ですが、復帰戦以来のシングルですし、この1年コンスタントに試合をしていた楓歩がその差をしっかり埋める試合をしてくると思われます。ただ難敵相手に意外性を出してくるのが真白の良さ。前回の対戦でもビーナスクラッチを出して勝利してますし、今回も想定外の戦術を使ってくるかも。この結果の先に何かが起こる事はなさそうですが、今後アイスのイニシアチブ争いという点では注目したい試合です。

 

◆第6試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
星いぶき&弓李&芦田美歩 vs 星ハム子&トトロさつき&藤滝明日香

◎シングルとタッグ王者揃い踏み。対角にはシングルの次期挑戦者のハム子とタッグベルトを狙っているトトロと藤滝。最大のポイントはトトロと藤滝が結果を残してタイトルマッチに持ち込めるかという点。芦田が久しぶりというハンディがあるだけに狙い撃ちという可能性はありますが、トレーニングは積んでいるようなので粘り強さは従来と変わらないと思います。先週トトロに敗れた弓李がどう策を仕掛けてくるかにも展開を左右しそう。シングルの前哨戦という意味合いもありますけど、むしろいぶきと藤滝がアイスのリングでは初対戦というところに注目(昨年10月の覆面MANIA以来)。当然狙いは芦田なのでしょうけどいぶきや弓李の猛攻を受けてしまうと厳しいです。ベルト挑戦の為にはここで結果を見せたいところです。

 

 

残念ながら職場環境の都合で現地観戦が出来ません。生配信があるのはこういう時に助かるのではありますが、ここから1ヶ月余り先の後楽園ホールに繋がる闘いをそれぞれの試合で見せてほしいと願っています。