今日は12時から横浜・ラジオ日本ラジアントホールでアイスリボンの大会が行われます。それにしてもこの気候。横浜の最高気温は22℃だそうです。この暑さに負けない熱戦を期待したいところです。特に中盤以降は注目の闘いが続きますから季節外れの冷房がフル回転する位の試合を期待したいものです。

 

 

◆第1試合 シングルマッチ15分1本勝負
櫻井裕子(COLOR'S) vs しのせ愛梨紗

◎先月同所でタッグでの対戦はありますが、シングルは初対戦。ポイントは櫻井のスリーパーを愛梨紗が切り返せるかという点でしょう。どうしても決定打がないだけに、手足の長い櫻井が繰り出すドラゴンや胴締めのスリーパーからどう逃れるかあるいは切り返して丸め込めるかが鍵を握るのは必至でしょう。ただ今朝までradikoのタイムフリーでも聴けた『ハマビシ』でも話していたシャイニングウィザードをそろそろ披露するには格好の相手のようにも思えます。折角ラジオ日本の番組で得意技として話したのですから、ラジオ日本の施設でこれを出したら盛り上がる事間違いなさそうなのですけどね。

 

◆第2試合 ハンディキャップシングルマッチ15分1本勝負
網倉理奈(COLOR'S) vs 咲蘭

◎1年ぶり2度目のシングルは咲蘭のみ2カウントで勝利するハンディキャップマッチとして行われます。この流れに関して網倉のファンから「甘すぎる」との指摘があるようですが、今の咲蘭の体格ではない気もします。実際網倉からも♡さらんらっぷ♡を切り返された事もありますしね。ただトトロさつきと違って体重差は30kgしかありませんし、機動力は結構あります。咲蘭はその分言葉で攻撃してきそうですので網倉はリングで会話できるかを心配しているようですがこれは厳しいのは間違いないでしょう。咲蘭がこのハンディをどこまで活かせるのか?それとも網倉がスピーディーに動き一気に3カウントを奪えるのかに注目です。

 

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
緑野アミサ(AlmaLibre)&ZONES(Evolution) vs 芦田美歩&藤滝明日香

◎緑野以外は全て今年デビューした選手。緑野も最近でこそアイスで準レギュラー的に試合をこなしていますが、それまではそこまで試合数は多くありません。こので芦田と藤滝の初タッグというのは団体としては将来的に藤本つかさと志田光のような形にさせたいのかなとも思えます。藤本と志田の初タッグは先輩松本浩代に志田がギブアップ負けを喫しましたが、このパターンで言えば緑野と藤滝のライバルストーリーでの緑野の返り討ちとなるのですが、負けず嫌いの芦田がそうさせない事も十分あるでしょう。もし芦田が勝負に出るのであれば世間的に評価を上げる為にもZONESから3カウントもしくはギブアップを取ってほしいです。各団体で活躍するZONESをアッと言わせる事がひいては芦田を業界で注目される存在になるだけに人間離れした身体能力でこのデカいメンバーに囲まれた中で結果を出してほしいです。

 

◆第4試合 シングルマッチ15分1本勝負
杏ちゃむ(信州ガールズ) vs 海乃月雫

◎カード紹介動画で『アイスでは初めてのシングル』となっていたのでさて?と思っていましたら7月にWWSでシングルを行っていたようです。4ヶ月ぶりで海乃の復帰2戦目。初シングルで杏ちゃむはある意味最高級の関節技を出していますが、今の海乃のコンディションがどうなのかでそこまで攻め込まないでの決着も有り得そうです。海乃としてもこの間3度タッグで対戦していますし、なんとか現タッグ王者から一泡吹かせたいところです。単に杏ちゃむがアイスのタイトルホルダーというだけでなく、この試合自体がアイスの一つの特徴的な闘いであるというのを印象付ける攻防を見せてほしいです。

 

◆第5試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
星いぶき&トトロさつき&Yappy vs 真琴&星ハム子&松下楓歩

◎いぶきと楓歩のICE×∞選手権前哨戦3戦目となりますが、今回は6人タッグでしかも楓歩の側には真琴とハム子という正規タッグチームが就くのに対し、いぶきの側にはトトロとYappyという重量級ながらも普段あまり組まないか組んでも結果を残してない2人が就くだけに目下楓歩に連敗中のいぶきにとっては今回も苦戦が予想されます。とはいえ王者が敗け続ける訳にはいきません。トトロとYappyが難敵『むこまこ』退治を出来るのか?これによっていぶきが一矢報いる事が出来るかの鍵がかかってくるのは確実です。単にシングルのベルトの前哨戦というだけでなく、この先のタッグの挑戦権を争う面でも注目したい一戦になりそうです。

 

 

大晦日まで後38日。通常興行はこの後1回しかありません。今回の試合が大晦日に向けて何かしらの展開が見られるような大会になってほしいと願っています。今回はPPV生配信もありますし、是非とも現地で映像で見届けてもらいたいです。