まだ土曜日の道場マッチの感想をほぼ書いてませんが、今日は12時からアイスリボン横浜ラジアントホール大会が行われますのでそちらのカードを分析していきたいと思います。

 

今回の横浜大会。ICE×∞次期挑戦者のトーナメント戦の関係で最終確定が2日前という状況。その為カード紹介動画が作られていません。その上レギュラー参戦している選手の大半が他団体参戦で不在。ただその分久しぶりに参戦する選手が多く普段とは違う面白い大会になりそうです。

 

 

◆第1試合 シングルマッチ15分1本勝負
トトロさつき vs 小池真優香

◎トーナメントについては追って書いていきますが、トトロが弓李に敗れた事で小池とのシングルに回りました。ただ小池がデビュー戦以来の登場で本来なら海乃月雫との査定マッチだった筈でしたから、弓李よりもトトロの方が査定という意味では良いのかなと思っています。正直デビュー戦で殆ど記憶に残らなかったのが小池。正直女優活動の一環でプロレスをやってますという印象が強いだけに、トトロが真っ向勝負で小池の意識を変えるような闘いが出来るかに期待しています。トトロがフィニッシュにラリアットで終わらせるかセカンドロープからのセントーンを出すかも評価のポイントになりそうです。

 

◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
真琴&ZONES(Evolution) vs 網倉理奈(COLOR'S)&藤滝明日香

◎ある意味藤滝の強化試合的要素を含んだ大型選手によるタッグマッチ。本来メインに出る松本浩代と真琴が入れ替わるとより面白い試合になるのですが…。先輩達がダブルヘッダーというのもありますが、ここはZONESと藤滝の新人同士の激突に注目したいです。様々な団体にも参戦しているZONESに藤滝が打ち勝ち自力初勝利を得るようなら一躍注目されるでしょうし、更に活躍の場が広がっていきそう。元々藤本つかさが自身の凱旋興行にオファーして以来の参戦で首都圏の興行初見参のZONES。新たなライバル関係がここから始まるのを楽しみにしたいです。

 

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
星いぶき&しのせ愛梨紗 vs 櫻井裕子(COLOR'S)&咲蘭

◎恐らく佐藤社長はトーナメントで芦田美歩が敗ける想定で櫻井をオファーしたのでしょう。同じような長身のキレイなお姉さんタッグの実現が後日のお楽しみとして咲蘭が敗けた事で愛梨紗とのライバル同士の闘い再びという形になりました。恐らく今日からH!Fryプロデュース興行のチケット発売というのもあってのいぶきとのタッグ。櫻井とどこまでバチバチの闘いになるかも注目ですが、夜に網倉との大事な一戦を控えている上にその夜の試合同様清水ひかりの代役的位置付けの櫻井がガチガチ勝負に出る可能性は低く結果的に愛梨紗と咲蘭の意地が激突する内容になりそうです。果たして後輩に敗れて野望が潰えたショックからどこまで咲蘭が立ち直っているのかが鍵になりそう。ただ目標がいぶきを倒しての王座戴冠だったことを考えれば単に愛梨紗だけでなくいぶきをも視野に入れた闘いを見せてほしいです。愛梨紗がこの舞台で結果を残せれば一気に飛躍も期待出来るのではと思うので咲蘭は元より櫻井から3カウントを取る気持ちで闘ってほしいです。

 

◆第4試合 ICE×∞王座次期挑戦者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
弓李 vs 芦田美歩

◎事前決定していたとはいえこの決勝戦がセミファイナルというのが今回のエントリーメンバーを象徴しているのかなと思っています。ただオリジナルのストレッチマフラーで咲蘭から勝利した芦田と得意の腕サソリでトトロを仕留めた弓李。これこそがアイスリボンらしさを見たような気がしたのですが、この2人レッグロールクラッチを使う共通点もあります。団体で2番目のキャリアの弓李と僅かデビュー1ヶ月半で大舞台に挑む芦田。流石にここは弓李が技のバリエーションの豊富さで有利なのは歴然としてますが、トーナメントを勝ち上がる度に成長を見せている芦田がどんな策を練っているかでジャイアント・キリングもあっても不思議ではないでしょう。星いぶきを納得させるような激闘を期待したいです。

 

◆第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
柳川澄樺(JTO)&松本浩代 vs 星ハム子&松下楓歩

◎松本浩代が通常興行では昨年5月の横浜武道館大会以来の参戦。その時もチェリーがいたので入場曲を流してのリングインはありませんでしたが、15年後輩の柳川の入場曲でというのは本人も想定外でしょうね。先に触れたように本来藤滝の対角に立つべき浩代がここに入ったのは楓歩の強化試合的な意味合いもあるのでしょう。当初であれば柳川とのタイトルマッチ前哨戦だった筈。それが未確定ながらハム子と柳川の図式に変わっただけに楓歩が浩代相手にどこまで闘えるかが焦点になってきそうです。勿論いぶきがハム子と組んでタッグベルト挑戦をぶち上げただけに柳川がハム子にどのような闘いを見せるかもこの試合から派生する動きの注目点ではあります。ハム子と楓歩は初めてタッグを組むだけにどんなタッグワークを見せるかも楽しみです。果たして最後誰が勝利するか見逃せません。

 

 

いつもと違う雰囲気の大会。所属選手には川口大会のエンディングのような主張をここでも行ってほしいです。今回私は現地観戦出来ませんがPPV生配信で見守っていきたいと思っています。