後楽園ホールまで2週間を切った女子プロレス団体アイスリボンですが、2つのタイトルマッチは決まったもののアンダーカードが決まっていません。その鍵を握るのは今日12時からの成増大会で行われる映画オーディションの2度目の公開練習でしょう。これで最終的に現在残っている8人がプロレスラーとしてデビューするのか、それとも脱落者がいるのかが判明するでしょう。ただ前回のような基礎練習では海乃月雫がインタビューで話していたように期待度は低下してしまいます。より実戦的な練習を見せられるかが鍵になりそうです。

 

 

◆第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
鈴木ユラ(AlmaLibre)&しのせ愛梨紗 vs 咲蘭&HisokA(JTO)

◎今回のオープニングマッチは全員10代のメンバーを揃え且つ各々が初タッグという新鮮な組合せ。まだ基本形の攻防しか出来てない選手も多い中ユラが抜きん出ていうrのは歴然たる事実。ただアイスで所属と組むとその選手に託してしまう部分が多くとなると咲蘭に久しぶりの自力勝利の目が出てきそうです。ただHisokAもユラ同様に関節技を得意としているだけに咲蘭に任せず自力で勝負に出る可能性十分です。

 

◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
トトロさつき&キク vs 櫻井裕子(COLOR'S)&ひなた

◎ある意味異色のマッチメイクと言えるでしょう。ただトトロとキクは4ヶ月半ぶり5度目のタッグですのでそれなりには組まれています。やはり鍵を握るのは全員初層群となるひなたでしょう。櫻井がとこまで引っ張れるかもポイントにはなるのですが、当然最後はひなたに任せると思います。そこでトトロやキクがどう攻め込んでいくかに注目しています。これまでトトロが勝ちキクが負けている状況が続いているこのタッグ。キクが自力勝利を目指してほしいところですが、ひなた勝負だとトトロがプロレスの厳しさを教えるようなフィニッシュになりそうです。

 

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
ダーク・シルエタ(CMLL)&海乃月雫 vs Aoi(JTO)&松下楓歩

◎シングル2戦を終えてシルエタと海乃がタッグを結成。昨日の攻防を見てもハマれば最強のルーダタッグになるのですが、誤爆する心配は拭えません。対するAoiと楓歩は意外にもこれが初タッグ。同学年の2人ですが、タイプは全く違います。如何にシルエタの攻撃を凌いで海乃と勝負するかとなりますが、相手側の凶器攻撃を掻い潜る事が前提条件。もし凌げない場合、そして誤爆がなければ海乃の久しぶりの勝利も十分ありえますし、今後の新たな展開も見えてくると思います。

 

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
YuuRI(ガンバレ☆プロレス)&杏ちゃむ(信州ガールズ) vs みなみ飛香&星いぶき

◎カード自体は事前に決まっていましたが、結果的にICE×∞選手権の前哨戦となった組合せ。YuuRIと杏ちャむのQUEENVALKYRIEとしてはいぶきの攻撃を凌いでの飛香勝負で連勝を5に伸ばしたい意向のようですが、飛香も相当な実力者ですし、既に咲蘭相手とはいえ復帰後初勝利も収めています。単なる前哨戦だけでなくタッグベルトも視野に入れた闘いをするならば、どこまで慎重に試合を進められるかがポイントでしょう。逆に飛香といぶきがここで結果を出すようであれば今後新たなタッグチームとして始動しても良いと思います。それだけ注目の一戦です。

 

◆第5試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
真琴&AKARI(PURE-J)&柳川澄樺(JTO) vs 星ハム子&Yappy&神姫楽ミサ(JTO)

◎リボンタッグ選手権を闘う3チームをそれぞれキャリア上位と下位に分けての6人タッグがこの日のメイン(1111は立ち位置上柳川が上の扱い)。正直前哨戦としては混乱が起きるだけにあまり意味はないと思うのですが、誰が勝利を収める化が問題なのでしょう。当然真琴とハム子が力上位なのですが、挑戦者サイドからすれば2人の決着は好ましくないのも事実。果たして誰が一番目立ち勝ち名乗りを挙げるのかに注目です。

 

 

どうやら競合興行もあり集客は苦戦しているようです。かく言う私もこの連休中に体調を崩して現地観戦は難しい状況になっています。そういう人達の為に今回はPPV生配信があります。どうしても現地観戦が難しい人はこちらも利用して後楽園に続く闘いを見届けてほしいと思っています。