今日はアイスリボン藤本つかさ選手の誕生日。節目となるこの日に地元宮城県利府町で大会を開催します。現在育休中の藤本選手の一日限定復帰とかトークショーなど楽しい企画もあるので現地観戦も考えたのですが、この酷暑などがあり断念。なにしろ3回目の開催ですけど、全てグランディ21でのジャニーズのコンサートと丸被り。今の自分に利府駅から会場の利府総合体育館まで30分以上炎天下を歩く気力がありません。遠征に行かれている形本当にご苦労さまです。後日配信はあるかと思われますが、盛り上がってほしいと願っています。
※ここからは敬称を略させていただきます。
◆第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
清水ひかり(COLOR'S)＆咲蘭 vs 川畑梨瑚(T-HEARTS)＆しのせ愛梨紗
◎川畑が3年9ヶ月ぶりにアイスに参戦。この日キッズダンスもあるという中リングインダンスを見てほしいという藤本の思いもあったようです。対角にはかつての同門清水がいますし、気持ちをぶつける熱い闘いを見せてほしいです。それぞれの対角には所属の咲蘭と愛里沙という利府初参戦の2人。プライベートでも仲の良い2人の初対戦ですが、ここは咲蘭が先輩の意地を見せてほしいところ。セカンドロープではなくトップロープからダイビングフットスタンプを決めて会場をアッと言わせてほしいです。
◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
旧姓・広田さくら(WAVE)＆キク vs 神姫楽ミサ(JTO)＆柳川澄樺(JTO)
◎広田の参戦は昨年4月の春輝つくし自主興行以来ですが、タッグマッチでの出場は役10年ぶりのようです。今回藤本が育休中という事もありキクとママさんタッチを組む事に。当然初遭遇なのでどう引っ張っていくかに注目したいところです。対角には神姫楽と柳川の1111が今回は盛岡と山形の東北出身タッグとして参戦。リボンタッグを狙っている1111にとって実績のある広田相手にどう闘うかも重要なところ。ボ・ラギノールとふらふらドーンに警戒しつつキクとの勝負に持ち込みたいところです。キクのフライパン攻撃に広田がどう合わせていくかも見ものです。
◆第3試合 タッグマッチ30分1本勝負
真琴＆トトロさつき vs Yappy＆ZONES(Evolution)
◎藤本が大きい選手を揃えたかったという大型選手によるタッグマッチ。注目はやはりEVO女から参戦するZONESでしょう。真琴とトトロという実力者相手にどんな攻防を繰り広げるのか？ただ勝負はYappyに託されるかと思われます。真琴とはタッグ選手権の前哨戦となるだけに単なる爪痕ではなく、脅かす存在として捉えられるような攻防を見せてほしいです。ただ状況によってはトトロとZONESの決着もあるかな。その際にトトロがどれだけZONESにまた闘いたいと思わせるかに期待したいです。
◆第4試合 シングルマッチ30分1本勝負
YuuRI(ガンバレ☆プロレス) vs 海乃月雫
◎横浜での思想論争からここで組まれたシングル。当初海乃にはDASH・チサコとのシングルが予定されていたようですが、海乃が語っていたように「今はその時ではない」という事なのかも知れません。組まれるとしたら藤本が完全復帰してからでしょうね。初勝利からそれ程間もない時期にベルトを奪取しプレッシャーを感じているというYuuRIですが、試合では王者の貫禄も見せようとしています。それに対して独自の『プロレスでハッピー』像を追い求める海乃。この2人、初シングルですしタッグでも直接決着がありません。果たしてメインを凌駕するような闘いが2人の間で出来るのか？そして試合後お互いどんな感情を持つことになるのか楽しみにしています。
◆第5試合 藤本つかさ1日限定復帰 6人タッグマッチ30分1本勝負
アジャコング(超花火)＆藤本つかさ＆松下楓歩 vs 星ハム子＆橋本千紘(センダイガ－ルズプロレスリング)＆星いぶき
◎当然注目は藤本の限定復帰なのですが、15年選手ですしこの試合が決まってから練習も積んでいるそうなのでそれ程心配はしていません。むしろこの試合のポイントはアジャといぶき、橋本と楓歩のマッチアップだと思います。前述の通りチサコと海乃のカードが流れた事により絶縁関係にある仙女とアイスの選手の対戦はこれだけ。藤本もそうですけど楓歩がこのデカい壁に風穴を開けるようであれば今後新たな展開が期待できます。無論アクトレスガールズとの関係のようになる可能性も十分ありますけど、それだけに楓歩には期待したいです。勿論最後は藤本が勝負する事にはなるのでしょうが、その際もハム子やいぶきが対角に立つのではなく橋本でいてほしいと思ってしまします。藤本の隣にはアジャがいます。いぶきとの2年ぶりの対戦もそうですが、ハム子や橋本との対戦も凝視すべき闘いになるのは間違いないです。
大会は13時から昨年は地震の影響で使用出来なかった利府町総合体育館メインアリーナで行われます。普段とは違うマッチメイクはやはり藤本つかさという選手目線のプロレスの楽しさを地元の人に伝えるという思いが伝わってきます。藤本流の『プロレスでハッピー！』のおもてなしを現地観戦される方は是非とも堪能してほしいと願っています。