ある意味2つ前の記事の続きになります。

 

今月最初となった3日ののアイスリボン道場マッチ。第1試合は櫻井裕子とキクの初シングル。キクにとっては川口大会の柳川澄樺に続いてのシングル。しかも櫻井は柳川よりも更に2年キャリアが上の選手。入場式で正々堂々と闘うとアピールしたものの、それだけでは勝ち目はない訳で当然のように仕掛けてはきたのですが…。

 

◆第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○櫻井裕子(7分10秒 オクラホマロール)キク×

 

 

今回とにかく困ったのはオープニングでミニライブを行った関係でスモークがその後の試合中も残り、とても見づらい状況だったこと。単に私が視覚障がい者だからというだけではなかったようで、試合開始の握手の際にMIOレフェリーが「見えます?」と観客に確認した程。これからもライブは継続されていくのであれば改善はしてほしいですね。因みにコンデジの露出はいつも通り暗めにしているのですけどね。

 

 

予想外に櫻井が奇襲を掛けて丸め込みを連発してスタート。正々堂々どとアピールしたキクがロックアップに誘いますが、今度はキクが丸め込み。怒りに櫻井はヘアホイップから顔面を踏みつけるとキクをロープに貼り付け頬を引っ張り再びコーナーへ。

 

 

しかしここで櫻井が躊躇したところで隙が出来たのか、走り込んだところをキクがフライパンで迎撃。キクは櫻井をロープに括り付けるとまるでケツバットのようにフライパンで殴打していくと背面ドロップキックに。何やら子供がCOLOR’SのTシャツを着て自慢しているのが気に入らないようなのですが…。

 

 

櫻井はボディスラムからその場跳びボディプレスで反撃の狼煙を上げるとコブラツイストに。キクがロープエスケープするとビックブーツへ。ここからブレーンバスターを狙った櫻井ですが、キクをこれを堪えるとエルボーの打ち合いに。

 

 

櫻井がビックブーツを出しますが、キクは串刺しニーカrビクトル投げに。ロープに櫻井の左足を絡めてドロップキックを放ったキクはキクロックへ。櫻井がロープエスケープするとデスロールを仕掛けていきますが、櫻井はこれを切り返して丸め込むと低空ドロップキックからオクラホマロールで3カウントを奪いました。

 

 

同じような長身細身の選手ですが、タイプの違う柳川と櫻井ですのでキクの闘い方も違ってはいました。ただそれだけに打撃を封印した攻撃はなぜだったのか疑問には残ります。過去2勝しているデスロールを出したのは正論なのでしょうけど、これを切り返されてはどうしようもありません。櫻井はドラゴンスリーパーも出さない完勝でキクの迷走はまだまだ続きそうです。

 

 

結果的には順当な形だったと思うのですが、櫻井はキクの元に行った後雄叫びを上げて退場していきました。そこには前週コスチュームの一部を忘れてTシャツと海乃月雫のハーフパンツを借りて試合をしたみそぎの部分も含まれていたのかも知れませんね。