24日のアイスリボン後楽園ホール大会。第3試合は真白優希の持つトライアングルリボンのタイトルにチェリーと真琴のマネージャーである松澤さんが挑む選手権試合。事の発端は前回のタイトルマッチの前哨戦で真白と松澤さんが因縁が勃発した事にあります。そもそも摩訶不思議な行動に介入してきた流れではあったのですが、還暦を過ぎたマネージャーがベルトを賭けた戦いに挑むというのも極めて異例ではあるのですけど、案外茶番にならずにしっかり試合として成り立っていました。

 

 

◆第3試合 トライアングルリボン選手権試合 15分1本勝負
[王者]〇真白優希(9分56秒 スモールパッケージホールド)松澤さん×[挑戦者] ※もう1人はチェリー[挑戦者]

 

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その松澤さん。松田聖子の『青い珊瑚礁』に乗ってリングイン。若干ブレていますが、ワンピース型のコスチュームの胸に『HIROKO』と書かれているので恐らくオリジナルなのでしょう(本名は松澤弘子)。

 

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当然のように握手を拒否され餌付く真白。そして試合が始まるとその真白が「なんで一般人が混じっているの?」と松澤さんにいちゃもんをつけていきます。松澤さんが「一般人じゃねえよ」と反論すると真白はプロレスの基本である前転後転をさせます。これに答える61歳は更にブッシュアップのおまけ付きで会場をどよめかせます。

 

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驚いた真白でしたが、今度はロープワークをさせます。最初こそ軽快に飛ばしていましたが、流石に脚色は鈍ってきます。そこを真白は丸め込むとチェリーがカットに入りようやく試合が動き出します。スリーパーに捕らえたチェリーでしたが、真白はこれを脱出するとドロップキックで流れを止めます。しかしチェリーはマウントエルボーからチョークスリーパーで真白を攻め立てます。

 

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ところがここで松澤さんがチェリーの首を絞めると首4の字に。すると真白が足4の字で対抗。これではチェリーがギブアップしても王座剥奪になる可能性もあったのですが、松澤さんはこの真白の対抗心にいちゃもんをつけるとキーロックをチェリーに掛けますがこれは真白も得意としている技。結果的にエルボーの打ち合いまで発展しますが、ここでチェリーが割って入ると松澤さんに逆エビ固めでギブアップを迫ります、必死にエスケープした松澤さんはチェリーにモンゴリアンチョップを放っていきますがチェリーはこれを返すと腕の引っ張り合いから足を踏みつけていきます。

 

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しかし真白がチェリーを目突きで排除すると松澤さんは対抗手段としてゴーグルを持ち出して目突きをブロックするとスタナーから真琴の得意技であるスピアーを狙いますが真白はこれを回避。ならばと今度はネギで目突きを阻止しますが、真白はここで段ボール製のネギで松澤さんを殴打していきます。勝負に出た真白がホワイトアタックを狙いますが、チェリーが松澤さんを押さえ込み。怒りの真白はチェリーにストンピングを浴びせますが、ここで松澤さんが「やるなら私をやれ」と出てきたものだから当然餌食に。ここにチェリーが加勢する展開になりますが、当然これは罠で真白に熟女でドーンがヒットすると松澤さんとダブルで熟女でドーン。しかし松澤さんのネギスイングはチェリーに誤爆。このタイミングで真白は目突きからのスモールパッケージホールドで丸め込み3カウント。真白が混戦を制して3度目の防衛に成功しました。

 

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結果的には王者防衛という結果になりましたけど、驚かせたのは松澤さんの運動量ですね。元々REINAコーポレーションに居て真琴がフリーになった事からマネジメントを専属で行うようになった事がきっかけでYMZのリングに上がるようになったのですが、現在61歳で同い年のジャガー横田さんと違って特にプロレストレーニングはしてないと思うのですけど、これだけ実績のある選手相手に善戦するのはむしろ多くの若手選手に刺激を与えたのではないでしょうか。ある意味この試合を持っていってしまったと言えるでしょう。

 

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試合が終わって真白の口にネギを突っ込んでいく松澤さん。真白はシングルを要求しているのでもしかすると近い将来これが実現するかも知れません。まあ実際にはあってはならない禁断の戦いなのですが。

 

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